スタッフと院長のやりとり備忘録

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 自分で判断する力に、必要な能力とは? –

更新日:

<スタッフと院長のやりとり備忘録>


スタッフ:
「ほとんど活用されていない人間唯一の能力」

何かを覚えて知識をつけるだけではなく、自分で判断できる力をつけていくことが、成長していく上で身に付けていかないといけないことだなと思いました。

指示待ち族という言葉がありましたが、そうならならないように自ら、主体的に行動できるようありたいものです。

回答:
自分で判断する力はどこで養われるか?

もちろん、脳で判断するのかもしれませんが、勉強すればするほど、経験すればするほど、しっかりとした判断力はついてくると考えております。

しかし、脳外科診療を重ねて非常に痛感することは、人間の認知の範囲は、どんな 博識な学者であっても限られているということです。

頭で考えれば、考えるほどわからなくなることがあります。特に状況が混沌としていたり、自分が非常に追い詰められているような場合には、、

本当のところ非常に子供の頃から養うべき、もう一つの判断力は、どれだけ「腹に聞けるか」 つまり、直感に聴く力 だと思います。

これは 地に足つけて生きることと、繋がってくると思います。

もし、宮本武蔵が、現代にタイムスリップして、どこかの大企業の社長室の参謀に突然なったとしても、現代的な知識が全くなかったとしても、社長が宮本武蔵に、適切な質問をして宮本武蔵の答えの本質を社長が きちんと理解する力があるのであれば、とてつもなく有能な社長室参謀になると思います。

これ(直感を聴く力)をどう養うかを、日々当院では、伝え続けているつもりではあります。いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

-スタッフと院長のやりとり備忘録
-

Copyright© 診察室 延長戦 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.