スタッフと院長のやりとり備忘録 日本の医療サービスの展望 自然治癒力

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 白い巨塔が、傷の治し方を誤解していた衝撃 –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>


矛盾は世界観を広げるチャンス
を観て。

まさしく今日、指もみ指導をしている場面を見ていて、「優しくやるの?指が気持ち良いと思えば多少強い力を加えても良いの?」と矛盾を感じました。

患者さんへの対応後にスタッフの方に質問してみると、指もみの目的から実際の行い方に至るまですごく良く分かるように説明をしていただきました。

自分で実践してみることで実感にも繋がりました。

世界観を持てるほどの知識も経験もありませんでしたが、このYouTubeを観たときに思い出した一場面でした。

回答
まさに傷は弱いところだから菌を退治するため消毒が必要だ、という世界観から、傷が治るのは、人間が治しているのではなく自己治癒力が治しているので、その力が一番発揮されるベストな環境を整えてあげよう、 その際に傷への消毒は非常に非常に逆効果だ、という世界観へ変化した、ご経験を体感されているとおもいますが、その経験は本当に貴重だとおもいます。

外科学の歴史がながいなかで、傷の治し方に気がついたのは20年も経過していないことを考えると、科学や人間の認知力の受け止め方の前提条件として、浅はかで限界があると意識してはじめて、科学や医学が役に立つのかなとおもいました。 いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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