スタッフと院長のやりとり備忘録

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 不安解消の答えは、難しくないのに、見えないもの –

更新日:

<スタッフと院長のやりとり備忘録>


スタッフ:
不安を消す具体的な方法
朝。無意識のうちにどういう思考になっているのかと言うと、頭が痛いけど仕事に行かなければいけない。

腰が痛いけれど行かなければいけない。めまいがするけれど、行かなければいけないという風に。

意外に身体との会話の中で、身体を押さえつけて1日を始めるというパターンが多いのではないのかなと思います。

そういうのを、24時間365日続けていくと、身体の状態を押さえつけて、朝1日が始まっているので。

段々と身体の状態が、頭で認知できなくなってそれが何年も立っていると身体の状態は悪いのに。俺、調子よいぜと思って頑張っていて、身体がどんどんどんどん知らない間に蝕まれて。

気づいていったら、脳梗塞をぱたっと発症してしまうみたいな形になってしまう。

毎日毎日80人以上の患者さんと面談させて頂いて、毎日のように続けていくと、ただただその脳梗塞になる方と、ならない方とのパターンが段々と見えてきて。そういうことが分かった。とありました。

説得力があると思います。

先日、診察室から「隠れ脳梗塞があるのに指揉みすればいいって?治療はしないのですか?」

「これが治療ですよ。」という会話が聞こえました。

患者さんはちょっと納得いかないような感じに見えました。

やはり最初は、何言ってるの?となるかもしれませんが、何年間も毎日毎日多くの患者さんを診てきた中で、脳梗塞を発症してしまう人とならない人のパターンが見えてきた。

その医者が言っているのだから、どうにもならなくて専門家の意見を聞きにきたのだから、想定外の事を言われても、とりあえずは受け入れて素直な気持ちで取り組んでいただけたらと思います。

自分にも当てはまりますが、ほとんどの人が体の声を無視し続けて頑張っていると思います。

我慢していることにすら気づいていない方もいると思います。時間を決めて体と向き合う時間を作って、毎日積み重ねていく。

体に生かされている意識を持つ。段々と体を大切にする生活習慣の仕方ができてくるように、今後も(自分にも)伝えていきたいです。

回答
ありがとうございます。人生百年時代、大きな病気になるひとと健康で長生きできるひとの違いは、高度な医療をうけられるかどうかというよりももっと根本的で、原始的なところにあるのかとおもいます。

高度な医療で大丈夫とおもうとどんどん医療の蟻地獄のように治療が治療を呼んで点滴まみれ、薬まみれの老後がまっているのかもしれません。

きちんと根本的なことをおさえたうえで高度な医療技術を使うとほんとうにその医療の価値を利用できるのではないかとおもいます。いつも診察室の話を聞いていただき本当にありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

-スタッフと院長のやりとり備忘録
-,

Copyright© 診察室 延長戦 , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.