スタッフと院長のやりとり備忘録

スタッフと院長のやりとり備忘録 - 本当のことを発信する難しさ –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>

スタッフ 1
令和元年幕開けに考えたこと。福沢諭吉の世界観。「自分を犠牲にする社会の危険性」 より

明治時代から同じような考え方の方がいたという事実にやはりティール組織が組織づくりの真髄にあるのだと思いました。

回答
ありがとうございます。 おっしゃるとおり、本質的的なことは、どの時代にも共通して気がつくひとがいるのですが、そのような本質的なことを理解する人がおおくなってくると、人類が進化していくという流れになっているのかなとおもいます。

得てして本質的なことは、多くの時代において、迫害をうけているという歴史はあります。

裸の王様のようにみんな本当は気がついているのに、本当のことをいう恐怖を大人は持っているのが人間社会なので、すこしずつ脱却していきたいですね。

スタッフ 2
令和元年幕開けに考えたこと。福沢諭吉の世界観。「自分を犠牲にする社会の危険性」 より

時々「自己犠牲の精神」とかの言葉を聞くことがありますが、それは自分の身体と向き合えていない印象を持ちます。

果たして自分を犠牲にするやり方を自分は本当に望んでいるのかという自分からのメッセージを無視しているように思えます。

そのような人が最終的には病気になっていくのかなと思います。生きている中で自己犠牲を必要とする場面にたくさん遭遇するかもしれません。

しかし、自己犠牲以外のやり方があるのか模索する柔軟さも欲しいですし、何より自分が本当にそれがやりたいのか気づいてあげたいものです。

その為にも日々の自分の身体と向き合う時間を大切にしていかないといけないと思います。そして向き合った結果を周囲に伝えることが出来る環境もとても大切なんだなと思いました。

回答
緊急事態でどうしようもないときはしょうがないですが、自己犠牲するストーリーが美化されることは、すこし違和感を感じます。

日本の若い人に多く強いてしまった 特攻隊などは 最たるもので、まったく美しいはなしではなく、日本の恥部として、反省すべき歴史ではないかとおもいます。

そうならないように、なるべく戦略をねっていきたいです。

スタッフ3
〈荒波の日常生活を乗り切る方法〉を読んで。

本来の医師の役割りは、正に病気にならない人を増やすことだと思います。ですが、多くの人が、自分の生活習慣を顧みず(実際に日本人の死亡率の大半が生活習慣病で占められています。)病気になった時に治してくれるのが医師だと考えていると思います。

なので、その意識を変えること、そして、そのようなクリニックだと認識してもらうことは、そのようなところが皆無なだけに、なかなか大変なことだと思います。

とはいえ、”自分の健康は自分で責任を持つ”という主体性がなければ、いつまで経っても、”治してもらえばいい”という奴隷的な思考から抜け出せません。

長い時間と努力を要するかも知れませんが、まずご自身のためにも、ご自身で考えることの大切さに気づいていただくことを念頭に、自分も含めて”地に足をつけた”生き方ができるよう考え、お伝えしていこうと思います。

回答
本質的なことをお伝えするということは、本当に難しいことだとおもいますし、なによりも自分で模索していくことがとてもむずかしいです。

キリストやブッタのつくった集団のように、圧倒的な能力者がいて、教えをとくというスタイルよりも、圧倒的な一人のリーダー、教祖様はおらずに、一人ひとりが真摯に本質的な方向に向き合っていくスタイルのティール組織は、とてもとてもむずかしいですが(答えがないだけに) 可能性は無限大ではないかとおもいますし、本当の人類の進化型だとおもいますし、いままでの宗教のように戦争を起こすようなことはしない組織となるのかとおもいます。 いつもありがとうございます。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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