こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の10月27日の火曜日です。患者さんの中で、夜に眠れない方というのは、年齢を経るごとに少しずつ、ちょっとずつ多くなってくるのですが。それは、身体を自動的に動かす、自律神経が緊張状態にあって。完全に緩んでいない、寝た状態にあっても、深い眠りにはなっていないということで、眠れなくなってくるという風に、僕は考えているのですけれども。
そういったことも踏まえて、その年齢が経ってくればくるほど、ずっと長時間寝れずに、朝早くに起きてしまったりというようなことに、繋がってくると思います。寝る時に、なかなか寝付けないと、すごく焦ってきて、気持ち的にも精神的にも良くないのですけれども。 寝ないようにしようと思って、寝なかったら寝なかったで、日中ちょっとだるくなってしまって。日中のパフォーマンスに影響してしまうということになるのですが。
やはり、その僕自身、いつもお話しをさせていただいたように、目先の問題と戦うということになると、泥沼にはまっていきますので。ちょっと時間はかかりますけれども、夜に眠れないという現実を受け止めて、少しずつ日中の過ごし方、日中にその力を緩めるという運動を、少しずつやっていくということと。
あとは、その環境ですね。寝る環境で、もうちょっと熟睡ができるような環境にできないのかなということをやっていく。床に入ってから、色々と問題の対策を行うのではなくて、床に入る前の問題対策で、できることはないのかなということを、一つひとつこなしていけば、必ず不眠症は治っていくと思いますので。
安易に年齢が経てば経つほど、その睡眠薬に手を出してしまうと、そこから抜けられなくなってしまうので。なるべく、そのじゃあ、どこを良くしていったら良いのかなということを、冷静に考えていただいて、対応していただけたらなと思います。
日中、対応するということと、寝る時の環境整備。色々とできることはありますので、色々とできることがあれば、コツコツとできることを継続して行っていくということが、辛いのであれば、重要かなと思います。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘