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道標は、感覚のコンセンサス。感覚は、みんな同じか?

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相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月8日の日曜日です。
以前、健康を獲得するっていうことは自分自身の新しい感覚の獲得であるっていうお話を一回させていただきましたけれども、そのために健康獲得への道として、最終的に結果を体に覚えこます。そのためにはどうなれば健康なのかっていうのは、うちの方向性としましては、健康の定義としまして、人間っていうのは元々人工産物ではなくて自然のものなので、大自然のものとリズムが一緒になってどういう動きをするにしても、すごい気持ちがいい状態というのを健康と定義しています。
その状態というのは、自然の状態と自分自身の自律神経、体の状態が波長が非常に合っている状態だと僕自身は思っているんですが、結論から言うとその方向に持って行くんであれば、結論の健康の状態を体に覚えこませるために、週末に、海に行ったり山に行ったり公園に行ったり、自然に触れましょうということをお話しさせていただきました。
それと同時に、自然に触れないまでも、その途中の段階としてどういう方向に行けばいいのかというのを細かく見ていくなかで、一つ道標にしていただきたいのは、周りの方ですごく肌がきれいな方だとか、元気な方、エネルギーが高そうな方、そういった方はどういう感覚でいるのかな、ということを話を聞くといいんじゃないかなと思います。
そうすると、自分がどういう方向性で健康を目指していたいのかというのがわかりますので、ある程度健康な状態っていうのは、気持ちいい状態っていう話をさせていただいて、誰かが「気持ちいい状態って人それぞれですね」っていう話をしてたんですけども、確かに気持ちいいという感覚というのは僕自身が気持ちいいと思って、他の方が気持ちいいと思って、僕自身は一生他の人の体になれないし、その人になりきることはできないので、その人が気持ちいいっていう感覚をどういう風に受け取っているかっていうのは一生知り得ることはできないんですが、ただ、そういう感覚っていうのはある程度共通の言葉で話すことができる、同じ方向性だと僕自身は思っています。
どういうことかと言いますと、例えば「リンゴ」っていう赤い丸いものを見たときに、僕自身はリンゴをこういう風に見えているなっていうのはわかります。あの赤くて丸くて先っちょにちょっと枝が付いていて・・・というのが見えるんですが、それが他の方からどのように見えるかっていうのは、その人になってみないと実際のところは全然違う感覚で見てるかもしれないんですけども、ただ、リンゴが目の前にあった時にまた別のリンゴが来ても、その人と「またリンゴだね」っていうふうに共通認識ができるわけで、「赤い」っていうことで、意見の一致を見るわけです。
これを感覚のコンセンサスというふうに僕自身は考えているんですけども、実際のところ、それぞれの人がどう感じているかはわからないんですが、ただ、他とは違う感覚だ、このように違うっていうことが言葉で言って共感をお互い得ることができるというか、そういった意味で「健康」っていう状態もある程度、元気な方、自然と波長が合ってる方と、「あぁこういう気持ちよさだね」っていうことを言葉で話せることができるくらい同じ方向性に行きますので、人それぞれ感じ方は違うかもしれないですけど、僕自身は共通で話せる感覚のコンセンサスを得ることができる共通の方向性だと思いますので、そういった意味でそこの目指して行くなかで、一つは昔お話しさせていただいた、結論を知る、自然に触れるということと、もう一つは、やはり元気な方っていうのはどう感じているのかっていうのをちょっと話を聞くだとか、テレビとか本を見たりしていくっていうのはいいのかなと思います。
ただ、感覚っていうのは100%同じ方向性っていう訳じゃないので、自然の方は100%その方向に行けばいいんですが、いろいろ元気とか健康に関して本を出している方がいるんですが、それに関して、「これ同じような感覚だな」という程度でいいと思うので、全部その人と同じ感覚にしなきゃいけないってなると、ちょっと間違ってきちゃうこともあるので、「あ、自分自身はこの人と同じ感覚だから同じように同じ方向性で間違ってないんだな」という確認っていう意味くらいの目的でそういった感覚のコンセンサスを得ながら、自分の健康への感覚を磨いていけばいいのかなっていうふうに普段少し思います。
今日は以上です。

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