こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月4日の金曜日です。
人生の経験のほとんど全てというのは、体を通して経験していきますので、その体のメンテナンスというのは非常に人生を豊かにする上で重要だと当院では考えております。
とはいえ、目先のことでいろいろバタバタしてしまって、体に負担を掛けてしまうということは多いので、なかなか難しいといえば難しいですけれども、イメージを持つということはすごく大切だと思います。
診察室でよくお話しさせていただく例えとしまして、アメリカ横断の車の旅っていうのを想像していただけたらと思うんですけれども、日本から見て西海岸から東海岸に車で横断するとき、僕も詳しくはわからないんですが、出発したばかりのときは、そんなに車のことを考えなくてもいいかもしれないですけれども、ある程度経ってくると、やはりガソリンがなくなってきたりエンジンオイルがなくなってきたりタイヤがパンクしたり、いろいろ車のトラブルが出てくるとは思うんですが、トラブルを先手先手打って、車の調子を考えながら走っていくと楽しい旅行ができますし、逆に車のことを全然考えずに、あの山登ってみようとか、この山登ってみようとか、好き勝手やってると、砂漠の真ん中でガソリンがなくなってしまったり、タイヤがパンクしてしまって立ち往生できなかったり、そういったことになりますと、車のせいですごい辛い旅行になってしまいます。
なので、横断の旅というのを快適に過ごそうと思うと、車を使って横断しているのであれば、先手先手で車の状態を確認しながら、車のレベルで好きなところを、いろいろ経験していくということを、それが人生と同じなのかなと、大体似通ってるのかなと思います。
やはり80年生きていく中で、体のことを意識しながら、いろいろ経験していくということ。体があって自分の人生があるという優先順位を考えるということが、非常に重要になっていきます。
その中で、体のことを考えるときに、健康情報とか体の情報をいろいろ仕入れて、それに則ってやるというのではなくて、例えば体のことを知るというのは、体の感覚をわかっていくということです。
五感、体が調子いいのか悪いのかっていうことを、麻痺しちゃってる方が多いので、それをわかっていくということをしていくと、それが故障を未然に防ぐ予防になりますので、体の感覚をしっかりとりながら人生ひとつずつ経験していくということをすると、大きな失敗は健康上はないのかなというふうなことを、いつも思ってます。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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