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西洋医学は偉大です。でもそれを「かわいいな。」と思えた外科医としての体験。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月6日の日曜日です。
僕自身が2002年から医者になって、今13年経ってるんですけれども、その間に不安を感じるのは、医者が注目したり解明しようとかって話題になってる分野以外のところというのは、意外に盲点があるなということを感じました。
特に顕著に感じたのは、傷の創傷治癒の話です。みんなにとって創傷治癒というのは一番大切な話だと思うんですけれども、戦後からずっと傷部は食毒してきましたし、それは少し考えれば傷を痛めてるということがわかりそうなものなんですけれども、あまりそこのところを習慣でやってきてたために盲点になってまして、僕が研修医の10年ぐらい前までは、傷口に消毒を塗るという行為を行なっていたわけです。傷が治ることに対しての全く逆の治療を行なっていたわけです。
それと同じように、いろんな面で思うんですけれども、ビタミンCの点滴を当院でさせていただいて、僕自身癌の専門家ではもともとないんですが、癌患者さんと向き合わせていただく中で、癌に対しての治療法というのも、少しずつ水面下で変わってきてる部分があるんじゃないかなというのは感じます。
昔は、手術療法、抗がん剤の化学療法、放射線治療、この3つが三大治療といわれてたんですが、それらのコンセプトは全て癌細胞をやつける、殺す、戦争でいえば爆撃するという、そういったコンセプトでやってきたんですが、やはり爆撃するというと、そういった癌細胞だけじゃなくて他の施設も爆撃してしまったり、やはり副作用というのは、どうしてもそういった治療というのは、強くなって危険なものになってしまいます。
最近いろんな部分で思うんですけれども、2005年ぐらいから癌の治療の論文でちらほら見られてきているのが、80年以上前に提唱されたワールブルク効果という効果に着目した治療法というのが出てきております。
細胞というのは、もともとエネルギーを得るために酸素を吸ってエネルギーを生み出しているわけなんですが、それを好気性の代謝というんですけれども、癌細胞は増殖が早いので酸素があまり吸えなくて嫌気性、酸素を吸わないでエネルギーを得ていく、酸素を利用しないでエネルギーを作る嫌気性の代謝で、細胞のエネルギーを活性化させていくというふうな効果のことを、ワールブルク効果というふうに昔言われてたんですが、それは今お話しましたように、僕が医学部の時代は癌細胞が非常に増殖が早いために、結果としてそうならざるを得ないからそうなってるんだと教わったんですけれども、最近の考え方では、もともと癌細胞には酸素を使用しないでエネルギーを作っていくという性質があるんじゃないかという見地に立った論文がちらほら出てて、それに伴った治療法も出てきております。
細胞の中で酸素を作ったエネルギーを作っていくところはどこかというと、ミトコンドリアという部分になるんですけれども、ミトコンドリアの機能が低下しているということも、そこから言えるんじゃないかという視点がでてきております。
ということは、ミトコンドリアというのは、人間の全体の体にとって必要なくなった細胞というのは、アポトーシスといって細胞を殺すというか死んでいかせる能力がありますので、そのミトコンドリアの機能が落ちてるということは、エネルギー活性が低いにしても、死ぬことができない細胞になってしまって、状態が悪い中で増殖し続けるので、そういう観点で考えてみると、2005年からでてきてる論文の中で、ミトコンドリアの能力をあげていけば、不必要な細胞はアポトーシス、死んでいく能力が戻ってくるんじゃないかなという見地に立った論文が多いです。
これは今までの癌三大治療と比べると、まるっきりコンセプトが違う治療で、非常に僕自身は癌に対してのパラダイムシフトが起こってるんじゃないかなと期待しているんですが、それに対していろんなやり方はあると思うんですけれども、何かもし当院でお手伝いできることがありましたら、また提供していきたいと思います。
そのひとつの手助けとなっているのは、僕自身はビタミンCの点滴であると考えています。またそれに関して詳しいことは、どこかの場面でお話しさせていただけたらなと思います。今日は以上です。

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