こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月19日の土曜日です。
ご自身の健康を考えていく上で、かなり壁になってきてるのが、ご自身の依存的になってしまっている習慣というのは、なかなか変えられない部分があると思います。
例えば喫煙の習慣だったりお酒の習慣、あるいはギャンブルとか睡眠薬や抗うつ薬、そういったものがある程度依存的になっている場合、ご自身の健康を考えたときに、現実的にはそういったものというのは、依存状態にあるというのは、やはり体に良くない状態になりますので、その依存状態から脱却していくということが必要なんですけれども、ひとつ依存状態を脱却していく上で、人間の特性としてみなさんに意識しといていただきたいのは、人間の心理状態としては、禁止すればするほど気持ちの反動が強くなるということを意識していただきたいなと思います。
お酒を飲むなって言われるとお酒を飲みたくなりますし、タバコをいろんなところで吸うなと言われるとタバコを吸いたくなる。
子供に何かいろいろ叱りつけるときもそうですけども、あれするな!これするな!と言われると、むしろそれがしたくなってしまうというような人間の反対の心理状態というのがあって、そうやって言われなければ意識しなかったことでも、逆に絶対そういうことをしちゃダメですよって言われると、そういうことをすごく意識してしちゃったりする。
美術館で「絶対手を触れてはいけませんよ」と言われると、修学旅行とかで注意すると、やはり罰則があればある程度みなさん守れますけれども、ないようなそんなに厳しくないような美術館でそういうことを言われると、やっぱりちょっと触りたい心理に駆られてしまうというのが実情じゃないでしょうか。
人間の気持ちというのは、やはり禁止すると逆にしたくなってしまう、それを反動でむしろ強く禁止を解きたくなってしまう、反動でさらにやりたくなってしまうという気持ちの性質があります。そのことを依存から脱却する際に、その性質というのは意識しなきゃいけない。
じゃあどうやって依存から脱却していくのかということなんですけれども、それに関しては明日以降僕なりの見解というかやり方を、今の時点での気持ちの見方というのをお伝えさせていただきたいと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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