こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年の5月23日月曜日です。
脳神経外科を中心に診察させていただいてますけども、当院では高濃度ビタミン点滴始め、そのままいくと黒ガリンのサプリメントというような提供もさせていただいてますので、重症な方というか、脳卒中ほど緊急性はないですけども、命関わるようながんの方とか、そういう方も診察させていただいてます。
その中で調子が良くなっていく方と調子が悪くなっていく方、調子が良くにならないにしても満足して毎日生活して良い状態を保っている方いるんですけども、僕自身の個人的な見解なので、仮説っていう領域は出ないですけども、ある程度、診療者、医者として、実感として強く感じるところがありますし、他の分野でもこのように同じように感じることがあるので、ちょっとお伝えしますけども、やっぱり改善していかれる方と改善していかれない方、違いはあると思います。違うっていうのは何なのかなっていうのを考えたときに、自分自身が生きてきて、僕自身は中高時代勉強したり、あるいは部活あんまりしなかったんですけど、やってる人を見て、上手になっていく人、なっていかない人、プロ野球選手なんかも、良くなっていく人、良くなっていかない人、こういった経営者を見てても、売上がどんどん上がっていく人、あるいはどんどん借金状態になっていく人、その違いと、体自体も改善していく人、改善しない人っていうのは共通点があるような気が僕自身はしてます。
その共通点を知るきっかけというか、そうだなと思ったのは、やはり僕自身がいろいろお伝えさせていただいてる中でいろんなことを言うんですけども、ひとつのことを言ったときに、やっぱり患者さんがッフと馬鹿にしたような笑いをされたので、そんなことで良くなるわけないじゃんって言うようなことを言われたんですけども、中性的には同じにされないですけども、そういった受けられた感情をされたんですが、この御祖父にいろんなことを言うんですけども、いろんなことを提案させていただくんですが、それは例えば大学病院の高度先端的な治療とかそういうのではないので、お話してアドバイスさせていただく内容が仰々しくもなく、かっこよくもなく、お金もかからないので見た目地味で、本当にこんなのやって良くなるのかよっていうようなこともあるんですけども、そういうことを言われた時に、どう思うかっていうことで、良くなっていく人、良くなっていかない人の差が出てくるのかなと思います。
極端な話、オックスフォード大学で論文があったのは、例えば家族から治ってほしい、いろんな方から祈りを患者さんに与え続けた部分と与え続けない部分で違いがあったかという論文だったんですが、その論文自体は患者さんの治療成績に優位差はあったっていうような結果が出てたようなんですけども、そういったことはいろんな条件によって結果は違ってくると思うんですが、そういったことを科学的にもいろいろ真面目に取り上げられてるんですが、一見自分の大切な人を治すために祈るのかよっていうふうなことを思うかもしれないですけども、それがオカルトチックで、自分の常識がないことで、一見バカバカしい話、そんなんやっても絶対良くなんないよっていうような、まぁ普通です。
また同じような事をして、病気に対してありがとうっていう言葉を言いましょうとかいうふうなことも言う人がいます。ありがとうっていうことだけで治るわけじゃない、治れば苦労はしないわよっていうふうなことも普通の反応です。そういった同じようなことを先日のがん患者さんから鼻で笑うような受け答えを、全然本人には悪気はないんですけども、されたんですけれども、そこにいろんな勉強すべき点があるような感じはしますし、人間の思考の特性があると僕自身は思いました。
その人間の思考の特性を踏まえて、どういうふうにすれば変化していけるか、良くなっていけるか、成長していくかっていうふうな、ヒントになる気がしますので、その辺に関して、今回追い詰められた重症のがん患者さんが何かアドバイスを受けたときに、例えば当院の力を抜くような指揉みの足をひたすら足の指をゆっくり揉んでいきましょうっていうことを言われた時にッフっていうふうに鼻で笑うような気持ちが心の中にあってしまった人間の反応を分析をすることによって、先ほどお話しましたように、どんどん改善していく経営者と横這いの悪くなっていく経営者と、あるいはいろんなスポーツ選手でもどんどん良くなっていく人と、なっていかない人、勉強の成績もどんどん上がっていく人と、上がっていかない人の差があるような感じがしたので、そういうことに関して、今後ちょっと分析していきたいなと思います。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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