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自信がないときは居心地がよい場所から出てみる。

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こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年6月12日の日曜日です。
今日は月1回の日曜日の検査診療日が午前中あって、書類を整理して夜それが終わってから、医師会の外来の当直だったんですけども、日曜日ばたばたした状態になるとちょっと大変だったのですが、書類整理してる合間に目を引いてしまったのが、NHKの番組の奇跡のレッスンっていう番組がついてて、少し見入ってしまいました。
もともと僕自身はバスケットボールを大学時代にやって、すごい弱小チームだったんですけれども、それがあるコーチに3ヶ月間トレーニングというか指導をしてもらって、本当に一回戦負けするようなチームが、医学生の大会の中で優勝するという奇跡の経験をしたことがあったんですが、今回奇跡のレッスンを受けるようになった、中学校のバスケットボールチームも、もともと自信がなくて弱いチームで、そこに僕からしてみると、僕の小さい頃のスターだった、NBAスターのマグシー・ボーグスさんていう方が、その高校に来て指導すると。
マグシー・ボーグスさんというのは、なんと身長が160cmくらいしかなくて、バスケットボールというのは高いところの網にボールを入れる競技ですから、身体的に背が高い人の方が圧倒的に有利というスポーツではあります。
そういった2m級の大柄な選手がたくさんいる中で、160cmのボーグスさんは、10年間もNBAの最前線で戦ってきたという事実があって、そういった方が、どのようにして自分の良さをそこでだしてたのか。
それだけ苦労された方というのが、どういうことを弱小チームの子供達に伝えるのかというのが見ていて本当に面白かったです。
ボーグスさんが伝えたいことってたくさんあるんだと思うんですけども、1週間という限られた中で伝えたことというのは、すごく大きなことじゃなかったのかなと思いました。
特に印象に残ったのは、本当に弱小チームの中学生というのは、プレーに自信がなくてやればやるほどうまくいかなくて失敗続きで萎縮してしまっていた状態だったんですが、そういった子供達に対してどういうふうに指導していったかというと、まず自信がないというのは子供達を引っ張りだすために、自信がない場合は特に居心地のいい場所からまずは引っ張り出すと。
今の居心地のいいパターンでいけば、どんどん失敗経験を繰り返すばかりなので、何かパターンを変えてみる。
練習方法にしても、いつもと違ったパターン。新しいことをしてみる。子供というのは、大人もそうかもしれないですけれども、新しいことをすることにすごく楽しみを覚える性質があるので、コート場にレンガを持ち込んでレンガを握りながらディフェンスの練習をさせたあげたり、練習のパターンをいつもと違うパターンにしてみると、新しいことというのはしんどいことも楽しみながらみんなしてくれるので、そういった中で楽しいというのをしながら、いつもよりちょっと難しいことをチャレンジしていく中で、じょじょに自分自身の良さというのに気づいてきて、チームとしてまとまってきたかなと思いました。
ボーグスさんの授業の中で、特にベースとしての気持ちのセット、マインドセットとしては、全ては可能なんだという気持ちを置いて、その中で自信がない、失敗ばかりを繰り返しているときは、とにかくパターンを変えてみる。新しいことをしてみる。
新しいことをして、少し難しいことをしてみて、居心地がいい状態からでる、チャレンジをしていくっていうことをしていく中で、成功体験を積み重ねていって、そして何よりもバスケットというのはチームなので、みんなが成功体験を重ねていくということが大きな流れになって、1人でやるよりもすごい後押しされてブワッとチーム一体で大きな力が最後出て、強豪校と張り合うぐらいに1週間でなったということを見て、本当に感動を覚えました。
これは僕たちの今の日常生活にも応用できるのかなと思って、まず自信がなくなったときはパターンを変えてみる。ちょっと新しいことをしてみる。居心地のいいところから抜け出してチャレンジをしてみる。そのベースとしては、全てはできるんだという気持ちを持つ。
そういったことを、色んな人を巻き込んでチームとしてやっていくということを、自分自身も実践していきたいと思います。今日は以上です。

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