こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年8月26日の金曜日です。
毎日患者さんと向き合わせていただく中で、日常生活の中でタバコだめですよとか、血圧下げましょうとか、暴飲暴食だめですよとかお話させていただいてるんですが、体との向き合い方だけじゃなくて、人間て何かにつけて本当に現実を見るというのがなかなか難しい性質にあるのかなというのは、僕も見てて思いますし、患者さんとお話しても思います。
で、状況を良くしていく上で特性を知るっていうことはすごく重要なんですが、その中で現実を見にくい生き物だと。生きてく中でやっぱりファンタジーというか自分の夢があったほうが毎日毎日何か楽しく生きられますし、そっちのほうがいろいろ行動を起こせると思うのですが、現実的に目標を達していくというか、現実を良くしていく中では、現実をしっかり見ていくという側面もすごく重要なのかなというのは僕自身感じます。
僕が高校時代、大学受験しようとした時に、自分の受験勉強しているテストの点数の現実をかえりみずに志望校を自分の実力より全然高いところに志望校をしてしまったり。僕自身は特に現実を見るというよりもファンタジーというか本当に夢を見ちゃうことがあるので、やっぱり一回目の受験は失敗して、一浪して大学入ったわけなんですが。今までの時点で振り返ってみて、自分自身は追い込まれないと現実を見ることができないなというのがあって。
病院に来られる患者さんも特にその傾向があって、ただやっぱり追い込まれて脳卒中になったり、がんになったり、心筋梗塞になってからするというのは、状況的には損害がご自身に対しての損害というか、金銭的な面とか家族に対する負担とか、もちろんご自身に対するつらさというのはすごく代償が大き過ぎるので、ある程度体に対する向き合い方というのを、人間はそういう特性を持ってるということを踏まえて、ちょっとでいいですから現実を見るということをしていくと、楽しい未来をゲットできるというか楽しい未来を手に入れていけるのではないかと思います。
いつも時々お話させていただいていますけども、何かと向き合う時に、その特性を知るということは必要だと思うのですが、人間の精神構造上、物事を向き合う上でそのものに対して夢を見ちゃう、ファンタジーを見ちゃう傾向にあるということを押さえておくと、逆に現実的に向きやすいのかなっていうことを思いましたので今日シェアさせていただきます。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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