YouTube 体との向き合い方

症状が良くならないのは、向き合う相手が違うだけ。(頭痛 めまい 耳鳴り 小田急線 神奈川 町田 相模大野 厚木 海老名)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月26日の金曜日です。患者さんの中では、なかなか治りにくい偏頭痛の方だとか。皮膚のアトピーの皮膚炎がひどい方。あるいは膠原病などで、なかなかそういう症状が治りにくい方というのは、 やはりいらっしゃいます。

 だけれども、その症状と付き合っていく上で、非常に重要なことは、ご自身の身体の中で、異常をきたしているというか。その具合が悪いところというのは、 アトピー性皮膚炎であれば、器具だけが悪いというわけではないということを、まずは意識しなければいけないかなと思います。基本的に、身体の中の、身体全体の健康状態が悪い結果として、水面下で色々と蓄積されてきた結果として、皮膚にそういった症状が出ているわけであって。皮膚ばかり相手にしていると、いつまで経っても、改善していかないという現実はやはりあります。

 ご自身の身体と向き合うという、冷静に腰を据えて向き合うということが重要です。そして、ずっと今まで治らなかったから。もう治らないのかなと思っている方も、いらっしゃるかもしれませんが。基本的には、人間の身体というのは、改善しますので。どんな状況でも。それは、向き合う方向性が、やはり皮膚だけであれば必ず良くなりません。だけれども、身体としっかり向き合っていれば、身体の状態が良くなってくれば、じわじわと良くなってきますので。

 

 

 そこでのポイントは2つですね。今のその西洋医学であれ、東洋医学であれ。人間の身体で分かっているということというのは、分からないことの方が実は多いわけですから。ブラックボックスを扱うというか。そのわからないことを扱うという様なイメージで、やっていかれると良いのかなと思います。つまりは、どういうことなのかと言うと、身体と向き合っていって。日々、少しずつ身体を、わからないながらも身体を良くしていくということをすると、結果として、皮膚が良くなる現実があります。

 それは、身体にとって良くするというのは、もちろん生活習慣の中で、このことは身体にとって良いのかな。悪いのかなというのを、少しずつ考えながら、食生活とか。あるいは、 生活環境というのを、徐々に徐々に整えていくというのを意識して考え続ける中で、身体の状態が少しずつ良くなってくると、皮膚の状態も良くなってくるということがあります。

 まずは、その皮膚と向き合うのではなくて、身体と向き合うということが一つのポイントです。そして、身体と向き合う中で、人間の身体というのは、その医学ではわかっていない部分が多いので、とりあえず、その身体に良いことを増やす。身体に悪いことを減らしていくというようなことを、コツコツコツコツとしていくと、じわじわと良くなっていきます。

 身体は分かっているということだけあって、治らないのか。治らないやという風に、 野次を投げるのは少し早いのかなと思います。現実的に人間というのは、色々なものと関係性を持ちながら、生きているわけであって。例えば、普段は生活しているだけでも、その呼吸をしていて、空気を吸って吐いてとしていますし。気圧の変動も影響を受けますし。人間関係でも、そうですけれども。体温。あるいは、その地球の地面を踏んで、生きているわけですね。

 色々なものと交流をしながら、流れを作りながら、自分の身体というのは、存在しているわけで、自分の身体だけがポツンとそこにあるわけではないです。ですから、オセロで例えれば、何でこのオセロはここが白なのかなという考え。でも、理由を考えても、意味はよく分かりません。もしここを黒にしたければ、周囲の影響を受けているのであれば、周りのコマを、黒のコマを持ってくれば、その白は黒に変わるはずです。

 ですから、人間の身体というのは、基本的には、その理由を考えても考えても、わからない部分はやはりあるのですけれども。関係性の中で生きているという事実があるのであれば、周りの関係性、周りのことを良くしていくということをイメージしていくと、必ずご自身の中も、身体も良い方向に向かっていくということです。

 今日のお話は、ちょっと2つお伝えしたのですけれども。やはりそのアトピー性皮膚炎だと、辛い症状だったら、その症状だけが悪いのではない。頭痛だったら、頭痛があるわけではない。アトピー性皮膚炎であれば、皮膚だけが悪いのではないと。身体の健康状態が悪いから、結果として、そういう症状が出ているので、向き合う方向としては、皮膚と向き合うのではなくて、身体と向き合いましょうというのが、一つのポイントです。

 もう1つは、身体というのは、ブラックボックス。よくわからない部分が、やはりどんなに医学が発達したとしてもある。だけれども、関係性で生きている生命体ということを考えていけば、必ずわからないことがあっても、周りの環境を良くしていけば、関係性で生きている以上、必ず影響を受けて良い方向に向かっていきますよということですから。

 ちょっと行き詰まった場合は、身体にとって良いことを増やしてみる。身体にとって悪いことは、減らし続けてみるということを、コツコツとされていくと、じわじわと体質が変わっていって 。結局、対策が変わっていくと、そういった皮膚の状況。あるいは、その膠原病などの、自己免疫疾患の状況というのも、必ず僕自身は良くなってくると考えています。 今日は、2点。ちょっとポイントをお伝えしました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
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