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第3回 あなたの頭痛の種類を知りましょう。町田

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 こんにちは。脳神経外科の加藤貴弘です。今回は、これだけは知っておきたい頭痛のこと第三日目。それぞれの頭痛が壊れつつ、命に関わるような頭痛ではないっていうことを確認しました。では、そうでなければ、じゃあ何なのか。命に関わる頭痛ではないにしても、毎日毎日、もう寝込むほど痛いし、仕事にも勉強にも差し支えるそのような頭痛。命に関わらなければ、治すことはできないのか。この頭痛って何なのかということを、ちょっと見ていきましょう。

 今までの、第一日目にもお話ししましたように、今までの頭痛診療、日本の頭痛診療は、命に関わる頭痛っていうのに、ほとんど集中してきました。それは、医療の進歩においてしょうがないことではあるとは思うんですが、やはりこれからの時代は、命に関わるような病気だけではなくて、木を植える、生活の質にも関わるような病気とか症状とかに対しても、しっかりとケアできるような医療がすごく大切な時代になってきていると思います。

 ここで言う二次性の頭痛っていうのが、怖い頭痛。命に関わる、脳出血とか脳腫瘍とかの頭痛のことを言っています。今回、この一次性の頭痛が、これからのメールセミナーでお話しさせて頂きます、命に関わらない頭痛、片頭痛とか緊張性頭痛とか、群発頭痛とか言われるものです。では、頭痛に対して、命に関わらない頭痛っていうことをまず分かりましたけれども、では、その頭痛がどのような頭痛かっていうことを、まず相手を知るっていうことが大切なので、それを少し見ていきましょう。

 先程から言っていますように、怖い頭痛。二次性頭痛というのは、このスライドにもいっぱいありますように、たくさんあります。ただ、この中でも、命に関わるような場合は、先程の三つの質問でほとんど除外されると言うか、違うということがわかります。それ以外の場合は、そうでないかどうか見るって言うのは、こちらの医者の役目であって、この中でどれか診断するのは私たちがしますので。そうでない場合、ほとんどの場合は、こちらですね。

 一次性頭痛と言われるもので、偏頭痛、あるいは緊張性頭痛、群発頭痛、この三つに分かれるような頭痛になってきます。当院にいらした患者さん、まず頭痛でいらした場合は、まず最初にアンケートをしていただいております。で、いらした時にほとんど頭痛がない場合に限るんですけれども、このようなアンケートをちょっと書いていただいております。これは、頭痛コンサルタントの山崎さんという方から頂いたアンケート用紙なんですが、すごく良く出来てまして、それぞれの頭痛の特性をきちんと見ることができます。で、このアンケートに従って、ご自分で丸をつけていただければ、ご自分がどの頭痛の傾向が強いかどうかがわかりますので。まずは、このビデオを止めて頂いて、どの頭痛がどうか見ていただけたらなと思います。
 
 基本的に偏頭痛とか、社会の人からの偏頭痛じゃない人からの理解っていうのもないですし、ご本人自体もそれがどういう頭痛かしっかりわかってないことで、かなり苦しんでる方が多いと思います。頭痛で苦しんでる時に、旦那さんにご飯つくれって言われて、本当に殺意を覚えたとか、そうおっしゃってくる患者さんとか。なかなかやっぱり、なってみないと分からないので。偏頭痛なってる方っていうのは、本当に寝込むぐらいなので。

 例えば、高校で頭痛がして、今日も保健室って言うと、いつも怠けてるんじゃないかとか先生から言われて。先生からは、俺は頭痛なんてしたことがないぞとか言われると、凄く傷ついたりすることがあるんですけど、頭痛を持ってる方っていうのは凄く苦しんでいるわけで、そのあたりのことを、少しずつセミナーでお話しさせていただけたらなと思います。

 もう一つ、頭痛を持っている方っていうのは、しっかりとした診断をして、それぞれの適したお薬がありますので。それに対して、適したお薬を飲めば、ある程度は頭痛が軽減されます。ただ、小さい頃から、お父さんお母さんも偏頭痛の方が多いので、小さい頃から市販されている頭痛薬とか、そういったものを飲み続けてると、これを飲めばある程度良くなるという習慣がついていくと、どんどん市販の薬の量が増えていきます。で、逆に痛くなりそうな時に、痛くならないうちから飲むようになったりとかすると、今は社会的に問題になっているのが、薬剤性の頭痛ということで。お薬を飲むだけ、お薬に依存してしまって、逆にお薬を飲むことで頭痛を増強させてしまっているということがありますので。あまりご自身で、その辺りのことは判断されずに、しっかりと受診されて、判断を仰ぐといいかなと思います。

 ぜひ、今の現状で苦しんでいる方に、ちょっとお知らせしたいんですけれども、一日目のもスライド出しましたけれども、頭痛っていうのは、国際頭痛学会で言われてますように、克服できる病気でありますし、克服しなければいけない病気だということは強くお伝えしたいと思います。

 まず、皆さんにちょっと目を閉じて考えて頂きたいんですけれども。これからおそらく、医学が進歩してますんで、寿命はかなり長いです。これから長い人生の中で、ずっと今の頭痛に苦しみ続ける人生がいいのか、さらにこれからどんどん頭痛が悪くなって、苦しみ続ける人生がいいのか。あるいは、頭痛から全く解放されて、気持ち良くいろんな、自分が好きな事に集中できる自分が良いのか。ちょっと今、想像力を働かせて観て頂きたいなと思います。三日目は、以上です。で、明日から、それぞれ緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛の痛みの機序を詳しく、一つひとつ見ていけたらなと思います。今日は、ありがとうございました。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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