こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。ちまたで良く、食物繊維は体に良いという話を良く聞きますけれども。もし、皆さんが、食物繊維の何が、どういう点が体に良くて、それを踏まえて活用する事が出来たら、皆さんの食生活でメリットになると思いませんか。
今日は、平成29年の10月19日の木曜日です。僕自身、開業させて頂いて以来、6年半なのですが。病気で診察をお休みさせて頂いたという事は無くて。特に、冬の時期、インフルエンザが多い時期とか、インフルエンザの患者さんが来られる中で、僕自身がなぜそういう感染にかからなかったり、病気にならなかったのかなというのを振り返ってみると。一つだけ、健康法というか。自信があって。
それは、冬の時期に、結構食物繊維を結構摂るというか。独身で、ほとんど外食が多いのですけれど、みかんを大量に摂りまして。みかんといっても、みかんのこの周りの白い所も取らずに、しっかりと食べる様にしています。この白い所というのは、食物繊維が多いので。もしかしたら、そういう事が体感としては、自分自身、風邪を引かなくしている要因なのかなという風に、自分自信は感じているのですが。
食物繊維が、体にとって何が良いのかというと、一つは、大腸まで届いて。大腸の腸内細菌が、食物繊維を分解する事によって、エネルギーに変わったり、ビタミンに変わったり。それで、体の免疫系に良い影響を与えていくという事が言われていくのですけれども。
特にその、免疫機能の基盤を作る様な、子どもさんのうちは、そういった食物繊維をしっかりと摂るという事が、凄く大事です。で、食生活で凄くデメリットになるのは、白米とか糖とかを食べると、急激にな体内の血統、血中の糖分の濃度が上がったりする。急激な変化というのが、色々とその体の変化の、ホメオスタシスと言って、一定に保とうとする機能に、悪影響を及ぼしてきて。それが積み重なると、病気に繋がってくるのですけれども。
大腸に届いた食物繊維というのは、消化とか分解までに凄く時間がかかるというのが、二つ目の要素だと思います。三つ目はもちろん、大腸までしっかりと届く。で、消化されずに、大腸までしっかりと届いて、大腸に作用するという事。
四つ目は、腸内細菌の細菌の種類は色々とあると思うのですが、食材の食物繊維の種類によって、分解できる腸内細菌が少しずつ違うという事なので。多くの種類の食物繊維を摂るという事で、色々な種類の腸内細菌を元気にさせていくという事が出来ますし。
また、今、腸内細菌にほとんど無いような、分解できる様な物がないような、食材の食物繊維でも、食べ続ける事によって、そういった筋が出来てくるという事も分かっているので。色々な種類の食物繊維を食べる事は良いようです。
後はやはり、どうしても分解しにくい様な成分が、食物繊維の中であったとしても、あるのですけれども。それが、色々な物理的な食材の毒物などを吸着して、便として排出されていくという事も、分かっているので。そういった良い機能が、食物繊維の機能として考えられているので。その辺を押さえておけば、ある程度、全般的には良いのかなと思います。
エネルギーとかビタミンとかの免疫を作るという事と。大腸まで届く、消化に時間がかかる。また、その腸内細菌叢をしっかりと作っていくという事と、毒物をデトックスするような作用がある。そこら辺が、食物繊維を摂るメリットと考えられています。
なので、食生活の中で、出来るだけ海藻類も含めて、色々な種類の食物繊維を僕自身、意識して摂っていきたいなと思います。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘