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人間にもともと合ったものを食する。ナチュラルハーモニー河名秀郎さん第6回

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《 加 》   こんにちは。相武台脳神経科外科の加藤貴弘です。僕達は、健康に関して考えていますけれども、その中で、食という物を凄く大切に考えております。今回は、食に関しまして、農業のあり方に関しまして、30年以上も前から一貫して同じメッセージを提案して来られた、ナチュラルハーモニーの代表の河名秀郎さんにお話を伺います。どうぞ、宜しくお願い致します。

《 河 》   だから、五感のリセットというのは、自分がやろうと思えばそんなに難しい事では無いから。まずは味覚からチャレンジですよね。

《 加 》   そうですね。

《 河 》   一番僕が良く効いたのは、ここの喉の。喉って何かこう、最後の登竜門というか。ここに入れるか入れないかの瀬戸際だと思うのです。

《 加 》   良い物を入れるか入れないか。で、実際に例えば、口の中に不味いものが入ったら、出すじゃないですか。それはもう、理屈抜きに出すよね。恐らく、苦い物とか入っていたら出すと思うのですよ。

《 河 》   だから、薬なんかも苦いじゃないですか、そもそも。苦い成分を体に効くのだから、無理やり飲んでいるけれど。本当に五感だけを考えたら飲まないと思うのですよ、苦いから。ここにグワッと絞められる感じってあるじゃないですか。入れたくない感じ。ウってくる感じ。

 ここは僕は関所だから、入れない感覚というのを、本来人は持っていて。で、さっき言った様に、しばらくケミカルな物を入れない生活をしてもらって、もう一回元に戻ってもらった時に。喉が閉まると言うのですよ。要は、グって違和感を口の中に感じ、クッと閉まり、入れるなみたいな。そういう感覚が、戻ってきたという人は結構、周りにもいらっしゃって。結局その気持ちが良いか悪いかって判断できる。

  そうしたら、ここを信じてあげれば良いと思うのですよ。もっともっと。だから、知識が無くても、口にいれた瞬間に、良いのか悪いのか。入れて良いのか悪いのかっていうのが、判断出来る様に人は出来ているから。だから、それをもうちょっとこう。活かしていくというか。信じていくというか。

《 加 》   それがもっと強くなれば、食べる前に匂いでも目でも分かるようになってくるのでしょうね。

《 河 》   そうかもしれないね。でも最悪、最後の手段、口の中に入っても出せるという。まず僕がやって欲しいのはね、米ですよ。米を変える事。日本人の食として、米の選択が一番だと思うのですね。まぁ、色々な物を変えるのが良いのですけれど。

《 加 》   まずは、毎日食べる米から。

《 河 》   鮮度もそんなに必要としないじゃない?米は。常に常備できる物だから。日々のご飯だけはせめて、自然の物にして。中心軸を整えて、後は出来る限り、自分のペースを整えて、合わせてやっていかないと整わない。

 体の仕組みというのは、生理学的には僕はそのプロではないから分からないので。そもそも、人の体というのは発酵型の仕組みになっていて。虫とか菌というのは、腐敗型にそもそもなっていると思うのですよ。なので、虫が来る野菜というのは腐敗するですよ。当然、汚れている結果だから。彼ら虫は、ウイルスや細菌は、それが好きなのですよ。

《 加 》   世界が違うのですよね、そっちなのです。

《 河 》   虫が食う世界と人間が住む世界というのは、領域が分かれていて。言い換えれば、虫が食べるものは人間は食べない様にすれば良いだけ。

《 加 》   はい。虫に取ってみれば、発酵食品はもう凄い臭いのですよね。

《 河 》   そう、嫌な物。体に入ってくるじゃないですか、食べ物が。これが入ってくると、腸内細菌は当然、乳酸発酵系に働かざる負えないですよね。こういう原料が入ってくるのですから。

 でも、これが入ってきたら、腐敗系の菌が働かざる負えないですよね。だって、働きだからこれは。その為に、どちらの菌もいるのですよね、体には。どっちが来ても良いように。だから基本、こちらが来る事が原則なのですよね。人体。

《 加 》   それが自然な姿なのですよね。

《 河 》   腸内細菌が、こういう食材を食べてさらに、お腹でまた生理活性物質を作るわけですよね。で、こういう物を食べてしまって、腸までついに行ってしまったら、こういった悪いと言われた菌が働いて分解して、事なきを得ようとしてくれているだけだと思うのですよ。

 ただし、こちら側は人体にとって有害物質を作ってしまう。こっちは有用物質を作ってしまう。それは分かっていると思うので、人間は、こちらの菌を人為的に増やそうといって、やれ乳酸菌食えとか。やれなんだっていうけれども。

《 加 》   そういう目先の話では無いですよね。

《 河 》   そもそも、量をどうやって入れてあげるのか。何が人の体の仕組みに合っているのか。という事を考えた時に、これは合わないのですよね。虫ではないから、我々は。だけど、こういう物しか食べていなかったから、皆が。

《 加 》   結局それが歪みとなって、病気になっていくのですね。

《 河 》   そう思うのだよね。だから僕はね、人間も自分に必要な成分とか栄養素は、自ずと作られているという風に信じているの。だって、野菜もそうなのですよ。窒素、乳酸仮とか何にも施さなくても、どっかからそれを作り出してくるのですよね。全然ミネラルなんか無い所に、それさえも作り出してきてしまうのですよね。

《 加 》   野菜の中でね。

《 河 》   だからそれこそ、鶏なんかも、卵を産む時って、相当なカルシウム分というのを卵に使うじゃないですか。でも、その瞬間、鶏の体内にはそんなカルシウムは存在しないわけなのですよ。不思議な事ですよね。

《 加 》   そうですよね。新しい作って。

《 河 》   カルシウムなんて好物だから、生体内で作られる事は無いというのが常識だけど、それに合わせると、合わない事がいっぱいあるのですよ。だから、実態の方を中心に物を見た時に。鶏の体内でカルシウムが作られているだろうなと。

《 加 》   現実的には。

《 河 》   という事は、生体の中で様々な元素が生産されているというメカニズムは、無いとは限らない。

《 加 》   そうですね。

《 河 》   そのメカニズムを具現化しようとしたのが、実は自然栽培で。最近、不食ブームというのかな、食べないというのが。

《 加 》   不食って食べない?

《 河 》   実際に世の中には、食べないで生きている人っていっぱいいらっしゃって。

《 加 》   食べないで生きれるのですか?

《 河 》   生きているのだよね。で、その人達を追っている人達もいるのですけれども、一日一杯の水だけで、それでも生き続けている人とか。

《 加 》   え、人間でですか?そんな、水だけで生きている人間っているのですか。

《 河 》   たぶん、昔からほら、仙人が霞を食って生きているとかいう表現があるのだけれども。要は、何かしらかの水分だとか塩分で、体の中の元素転換能力というので、体の中に必要な物が作られる仕組みは、僕はあると思っていて。それが良いのか悪いのかは別ですよ。つまらなそうだから、食べないという事が。

《 加 》   食べないと面白くは無いですね。

《 河 》   気持ちが良いとかいう五感は、そこでそがれているので。不食というのは、僕は賛成しないけれど。ただ、食べなくても生きていけるという事は、この生物学的元素転換の一つの証明にはなるのかしらと。

《 加 》   要するに、自分たちはちゃんと生きていける能力があるのだという事ですよね。じたばたしなくても、自分たちだけできちんと地球上で、生命エネルギーを輝かせられる能力はあるので。自分の能力を信じろという事ですよね。

《 河 》   その遺伝子が、今はオフなんだという事なのです。人々は。なぜかと言うと、色々な栄養を入れてきてしまうから、作る機能として必要無くなってしまうじゃないですか。完成品が入ってきてしまうから。

《 加 》   要するに、生命力が落ちているって事なのですよね。

《 河 》   そういう事ですね。だから、それをオンにする事。それは自分の中の意識の中のオンと、物理的にオンを阻害する物質を入れないようにする。

《 加 》   少しずつ減らしていくという事ですね。そういう為には、やはり根本的な考え方を変えれば、別に難しい話ではないですよという話ですよね。

《 河 》   だから、やはりその可能性を、喜びと共に教授するというか。何かやはりまず、心持として、人は凄くもっと開放的な、自由な可能性が沢山秘められた。生命体だという事から、もう一回やり直すというね。

《 加 》   本当にもう損してしまっていますよね。気付いていない事が。これだけ気持ちよく、楽しく生活出来るのに。それが気付かず。自分できつい物を選択しているというか。

《 河 》   そんな感じかもしれない。そういう物しか、与えられない世の中になってしまったという。

《 加 》   産まれてきてから、学校教育とかそういう環境だったので、それしか、そういう世界しかしらないから、僕自身もそうですけれど。それしか分からないからそうだ、でも、こういう風なやり方でやっていても色々と病気になるし、自分は辛いし。ちょっとおかしいなと思う事から始まるかもしれないですね、もしかしたら。分かりました。

《 河 》   輝ける未来。次世代の子どもたちの為にも、気を付けて頑張って頂きたいと思います。ありがとうございました。

《 加 》   どうも、ありがとうございました。

相武台脳神経外科
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