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抗がん剤の「的外れ」な理由を少しずつ紐解く7

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月14日の火曜日です。
抗がん剤が何で効きにくいのかなっていうのを考えていってますけれども、ひとつは前提として癌細胞というのは自分の体から発生した細胞で、癌を叩きにいこうとしても癌細胞か正常細胞かというのがわかりにくい、区別がしづらいので、なかなか癌細胞だけをやつけにいこうとすると難しいという話をさせていただいて。
ただ、その中でも何とか違いを見つけて、苦肉の策というか違いを見つけてそこをターゲットにしてるのが、正常細胞よりも癌細胞の方が細胞増殖のスピードが早いから、細胞増殖に対してターゲットとしてやつけるような薬品を作ると、癌細胞の方が正常細胞より先にやられるんじゃないかなという前提のもとで薬は作られています。
なので、正常細胞の中で癌細胞みたいに増殖が早い場所というのは、同じようにダメージを被りますので副作用も出やすいですし、あと2番目の問題点としては、通常抗がん剤は口から飲んだり、あるいは点滴からするということがメインだとは思うんですが、点滴から投与する中で、癌細胞まで完全に薬品を入れて到達するのが大体1パーセントというふうに言われています。
ということは、99パーセントは途中で他の組織にいってしまったり、正常細胞に影響を与えていくんですけれども、なかなか静脈から入れて腫瘍まで届くというのが、難しい状況に今まではなってたんですけれども。
だったら、癌をどんどんやつけるために、100入れて1しか到達しないんだったら、その100倍点滴すればいいんじゃないかというふうに考えられるかもしれないんですけれども、現実的に抗がん剤を大量に投与していくことが多いので、正常細胞が毒づけというか薬漬けになってしまうので、言葉としては毒づけみたいな言葉を言う場合があるという話を昨日させていただいたんですが。
じゃあ抗がん剤を100倍多く投与すればいいのかということになってくるんですが、現実的に抗がん剤を100倍投与しても、正常細胞というか人体の組織がそこまで耐えられないので、致命的な状態になってしまいます。
極端に100倍と言わずとも、癌細胞を少し減らすだけでも、抗がん剤の量が多くなると致命的な状態になってしまうことが多いので、一番ここの線を越えると致命的になってしまうというボーダーラインは、人体の中で骨髄の細胞がやられない程度に点滴で抗がん剤を打っていくというボーダーラインになっています。
それが一応限界量として、その限界量まで上げて、何とか腫瘍に抗がん剤が到達するという、すごく苦しい状況での戦いになってきて、正常細胞もダメージを食らいながら何とか癌細胞が死んでくれたらいいなという思いで、抗がん剤を投与しているということになってくるんだと思います。

相武台脳神経外科
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