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抗がん剤が「的はずれ」な理由を少しずつ紐解く6

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月13日の月曜日です。
抗がん剤が効きにくい理由というのを考えていますけれども、一番の問題は正常細胞と癌細胞が区別がつきにくい、癌細胞というのは自分の体が出たのもので違いがわかりにくく、敵か味方かがわからないので、ある違いを見つけて、その違いによって敵をやつけにかかっても、どうしても味方もやつけてしまうという話をさせていただいてます。
今の抗がん剤が作られてる前提としては、正常細胞と癌細胞の何の違いに目をつけて作られてるかというと、細胞の増殖の違いっていうところに目をつけて作られています。
癌細胞の方が正常細胞よりも、増殖が早いはずなので増殖が早い、その細胞増殖を抑えるような薬品を入れると、癌細胞はどんどんやられていくはずだっていう前提で作られているんですけれども、ただ人間の体でも増殖が早い細胞というのがいくつかあって、毛根とか胃の細胞は増殖が早いので、抗がん剤が作用してしまうと、いろいろ副作用が強く出てしまい、下痢とか嘔吐という強い症状が出てしまうという話をさせていただきました。
抗がん剤のもうひとつの問題点として、これは結構大きな問題点なんですけれども、現実的には試験管の中で癌細胞があって、抗がん剤を入れていくと癌細胞がなくなっていくんだと思うんですけれども、先ほども言いましたようにもうひとつの問題点は、正常細胞もやつけてしまうということがあるのと、もうひとつは現実的に癌というのは体のいろんなところにあるわけで、抗がん剤というのは通常どこから投与するかというと、口から内服で投与する場合もあれば、ほとんどの場合は点滴から投与する場合もあるんですけれども、静脈から入って血液の中を取って癌細胞まで到達していくには、相当長い道のりを経なければいけません。
通常抗がん剤の分子量というか、抗がん剤の薬の大きさなんですけれども、低分子といって大きな分子量ではないので、血管の中を流れていく中で、血管の壁の細胞をどうしてもすり抜けてしまって血管の外に出てくる。道のりが長ければ長いほど、外に出てしまうという問題点があって、最終的に抗がん剤を点滴から投与して癌細胞まで届くのに、大雑把にいうと1パーセント程度というふうに言われてる文献もあります。
癌細胞にピンポイントでいかないので、途中で漏れてしまって、結局抗がん剤を投与しても癌細胞まで届くのは1パーセントと言われてます。そのため、癌をやつけるために投与しなきゃいけない抗がん剤というのを、とても多くする必要があるので、そうすることで点滴の量を多くする必要があって、抗がん剤の点滴量を多くすればするほど、正常な臓器、正常な細胞も抗がん剤に晒される環境になるわけですから、嫌な言葉ですけれども、それが毒漬けというふうに言われる所以になるのかなというふうに思います。
前提として、ひとつの抗がん剤の問題点としては、癌細胞が正常細胞となかなか区別がつきにくい、敵と味方がわかりにくいということがひとつあったんですが、もうひとつはなかなか投与しても到達するのが大変だということが、もうひとつの問題点として挙げられています。
じゃあ、抗がん剤を毒漬けにするぐらい投与すればいいのか、結局癌細胞がなくなって後で元気になればいいんじゃないかというふうに思うかもしれないですけれども、そこから発生する問題点もあるので、それをまた明日お話させていただければと思います。今日は以上です。

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