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症状は、ここほれワンワン、宝箱あるよ

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相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
平成28年の1月30日の土曜日です。
以前、辻秀一先生に起こる出来事は全ては意味がないということをお話していただきました。その中で自分自身がその出来事に対して意味付けしていくと、で、その意味付けに関してはマイナスの方向に捉えてしまうと、どんどん元気が萎んでしまう方向にいってしまいますし、いろんな出来事に関してもいい方向に捉えていくことをすると、いろいろ自分の元気がどんどん上がって人生がよりよくなっていくのかなっていうことをお話させていただきました。以前のビデオの中で、僕たちは可能性しかない場所にいるんだっていうこともお話させていただいて、いろんな物事にはいい目的、いい意味付けがあるんだっていうことを捉えていきましょうっていう話をさせていただきました。
その中で当院に来院される患者さんは若いうち、小さいうちからいろいろな症状に苦しんだり、頭痛や目眩やアトピーなど、てんかんと呼ばれるような痙攣発作など時々起こることで抗てんかん剤予防薬を飲んで診察させていただいてる患者さんもいらっしゃいます。
そういった症状に対して、どういうふうな意味付けを患者さんにお話させていただいてるかっていうと、前提として人間というのはどうしても無理はできちゃう動物なので、他の動物も無理できると思うんですけども、人間っていうのは意思の力っていうのが他の動物よりも、本能よりも、意思の力がある分強いと思いますので、そこで、無理ができちゃう動物だっていうことを意識しなきゃいけないかなと思います。無理ができるってことは、健康状態においては体が一時的には借金状態にすることができる。無理をすることができる。で、無理をして借金状態にしてしまったときに、借金したことを人間というのはつい忘れがちで、返さなきゃいけないの?ってことに、借りた後になるんですけども、人間の体では特にそうで、どういうふうに体を無理したと、あんまり若いうちはそんなに無理してすぐにつらい症状が後で出るっていうわけでもないので、問題ないんだと思って無理したままそれが蓄積していって何年か後に病気や体のパフォーマンスの低下っていうことになっていくんだと思うんですが、症状が出る方っていうのは、ちょっと無理をするとすぐ警報音が鳴ってくれるっていうことだと思います。
それはどういう意味付けをしてるかっていうと、同じような年代で、例えば若くて20、30で仕事バリバリされている方で徹夜して暴飲、暴食して、仕事ガーとがんばって、かなり無理されている方。なにも症状出ないから全然俺は体強いんだOKっていうふうに、そういう生活習慣をずっと続けていかれて、結局40、50になって、いろんな病気を発症してしまうっていうパターンをよく見かけるんですが、そういう症状が出てる方っていうのは、逆をいうと無理をするとそういう症状が出るので、無理はできない、っていうことはどういうことかっていうと、逆をいえばその症状をきっかけに体を常にいい状態に保ってられるということで、体が状態悪くなるとすぐ警報音がピコンピコンって鳴ってくれる、非常に感度のいい体のセンサーを持っているんだっていう意味付けをすると、いい意味で、その症状に対していい意味で自分自身捉えられるのかなと思います。
元々頭痛のある方としても、体状態が良くなれば頭痛は起きないわけで、痙攣発作、てんかん発作持ってる方であったとしても、それは本当に患者さんご自身で長年の方であれば自覚されてると思うんですけども、睡眠不足であったり、体に負担かけたりしなければ痙攣発作は起きないわけで、そういった体の状態に持っていく、本当に症状が出ない体の状態ってどういう状態かなって絶えず考えることで、逆にいえば症状の出ない人よりも、いい健康状態まで持っていける、道標を持ってるんだっていう捉え方が症状持っている方に関してはできるのかなと絶えず思っています。
そのご自身の症状に対して、体を健康状態に持っていくにはどうしたらいいのかなっていうふうなときに、意味付けをしていただいたらなと思います。
今日は以上です。

相武台脳神経外科
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