もし皆さんが、人間の特性を知って、自分の望むべき状態に無駄なくなれるとしたら、素晴らしいと思いませんか。症状をきっかけに健康的な状態を実現して、心地良い人生を実現するということを提案する相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成３０年の１月５日の金曜日です。
人間というのは何かと囚われやすい動物なので。どういった所に囚われやすいのかということをまず知って、それに対して、対応していくということが、自分の望むべき状態に対して重要では無いかなと。やはり、状態を知って作戦を立てていく。
今、少し僕自身、風邪を引いてしまった。体調を崩してしまったのですけれども。 あの年末年始に、少しその動きすぎてしまったということがあります。良く話すバランス教室の山口先生に言われたのですけれども。年齢が４０歳を超えてくると、もう２０代の頃みたいに、がむしゃらにやるのではなくて。ある程度、自分のゴールを決めて、一番近道になる方法を絶えず模索して、それを的確に行っていくということが重要ですよということを、話してもらいました。
人間って、なかなか頭を使うということを、自分の日常的な行動の中でしないので。少しずつ頭を使って、やっていきたいなと思いますけれども。テレビを見ていて、すごく面白いエピソードだなと思ったのは。
江戸時代の、伊能忠敬という地図を書いた人のお師匠さんに、元々下級武士だった高橋至時さんという方がいるのですけれども。その方は天文学者で、駆け出しの頃はすごい貧乏で、なかなかやりくりが難しかった。でも、家に柿の木があって、その柿の木の柿を少し売ることで、生計の足しにしていたという話がありました。
だけれども、その近所の子供たちが、柿を良く盗みに来るので、その高橋さんが、ちょっと困ったなと言って。絶えずその柿を見張るようになったと。それで、絶えず見張っていて、盗みに来ないか来ないように見張る。
見張るということは、その間、研究はできないので、何かと少し研究が手につかないような状態になってきてしまった時に。高橋さんが外出から帰った時に、柿の木がなくなっていた。どうしたんだという風に奥さんに聞いたら、奥さんはもう、切ってしまいましたという風に言われました。
これは、やはりそういった目先の利益に囚われていると、高橋さんの本来の天文学者の研究に差し支えがあるので、本音を言えば、奥さんからすると高橋さんというのは、天文学者として大切にすべき人であって、それを阻害するようなことがあってはならないということで。もう切ってしまったという風な、エピソードがあります。
やはり人間というのは、目先のことにこう囚われやすいので、そういった意味では、少し苦しくなるかもしれないけれども。一気に潔くパッと切って、自分が本来すべきことをやっていくということに、集中して行ったおかげで。有名な天文学者になることができたということで。
結構その僕らに関しても、目先の少し儲かる話とか。目先の事に少し執着しやすい所は良くあって。診察室でいえば、悩みでいえば、頭痛で来ているのですけれども。頭痛で来られた時に、頭痛にこだわってしまっている人が、やはり大半です。
それはそうなのですけれども、頭痛というのは苦しい状況ですから。それをなんとか直していってほしいと。それを直すことができれば、全然オッケーですよということなのですが。
頭痛にこだわっているうちは、実は頭痛は永遠に直っていかないという現実があるので。頭痛というのは、どういう意味かなっていうことを、その自分の執着している思考を、シフトしていくということ。身体は、何を言いたいのだろうということを、考えていくということが、すごく大切になってきますので。
そこのところを、診察室でなかなか最初は、何を言っているのだという感じだと思うのですけれども。あの変えていくと、自然に頭痛も治っていく。火事の時に、火災報知器をいくらきろきろきろしても、火災報知器はなかなか消えないばかりか、その火災報知器にこだわっていると、家全体が燃えてしまいますので。
自分は何に少し執着しているのかどうか。頭痛でいえば、頭痛ができている状態で言えば、頭痛に執着してしまっているというところがあるので。それを少し、方向転換すると、元日で言えばその頭痛ができてる状態ではパッチ2に就職しちゃってる ご自身の本当のゾンビすごいこうご自身の本当の望むべき状態になるという現実があるので。そういったところを、 じゃあ、何に向き合っていけば、治っていくのかとか。そういうところを、診察室でお話ししていければなと思います。 今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘