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妊孕率を上げる簡単で費用のかからない方法とは? 第4回

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《 加 》    先生、今日はどうぞ、よろしくお願い致します。

《 出 》    こちらこそ、よろしくお願いします。

《 加 》    本当にもう、目先の問題ばっかりをやっていて。根本的なところが見えていないから。どんどんと根本的なことが、細くなっていってしまって、ほとんど倒れかけていますね。

《 出 》    そうですね。

《 加 》    これって、妊娠したって、母体に全然エネルギーが無いわけですから。子どもさんもとい、元気がない子どもさんになってしまいますよね。

《 出 》    そうですね。でもまた、先ほどお示ししましたように、二分脊椎のリスクですね。そういう先天奇形のリスクがですね。高まってですね。良く何というのですかね。体外受精をやる方がですね、なかなか妊娠しないというのですけれどもね。それはですね、その卵が良い状態で育ってこないからなんですよね。

 私たちの卵というのは、2ヶ月前から生理の2ヶ月前からですね。大体5、600個の卵が育ってきて。生理の時に、1、2パーセントの卵が残っているのですね。そのほとんどが、成長の途中でですね。選択されて良い卵だけが残るということになっているのですけれども。

 その環境がですね、凄く悪いものですから。私たちはですね、その今の女性の場合、その生理の時に残ってきた卵の数も減ってしまいますし。環境が悪いので、その卵に力が無くて、なかなか良い卵が出てこなくって、なかなか今は妊娠しないというのがですね。今の不妊症の現実ではないかなと思いますね。

 あとですね、多くの先生はですね。例えば、卵巣機能が悪くなっていて、下垂体から出てくるホルモンの値がですね高くて。FSHなどの値が高くなるからですね。ホルモン補充療法で、下垂体を抑制するようなことをやってですね。粒ぞろいの卵にして、そういった体外受精をするんですけれどもね。それは卵のクオリティは良くしてくれないんですよね。

 粒ぞろいにはするんだけれども、クオリティは良くしてくれないので。あまり妊娠率にはですね、妊娠率を上げてくれるということがないんですね。やはり一番はですね、その育つ環境を良くしてですね。卵を増やすとですね。下垂体を抑制するホルモンがいっぱい出てきますので、それで普通に戻るのですね。そういう良い環境で、排卵を誘発してあげた方がですね。本来の、その体外受精もですね。成功しやすくなるということなんですね。

 当院では、まず第一にですね。カロリー不足をなくすということをですね、食事のことを第一に考えてですね。栄養指導をしています。食事の指導ですね。その後に、足りなければ、サプリメントとかですね。そういったものを使ってですね。

 あと、先ほど申しましたように、タンパクを摂ってくれと言ってもですね。消化できないママの方が多いものですから。そういう方にはですね、普通のサプリではなくて、消化がしやすいようなタンパクがペプタイドになっているのを。そういうものを摂ってもらって、消化吸収を良くしたりですね。

 あとは、抗がん剤と抗生剤と同じようにですね。ある程度の濃度も、ビタミン剤もですね。高濃度を投与しないとですね、代謝が回ってこないのですよね。それなので、普通の市販のものではなくてですね。高濃度のビタミンのサプリメントを飲んでもらってですね。代謝を良くしたりという風なことでですね、対処しています。

 また、私たちの代謝というのは運動すると、ミトコンドリアがですね。乳酸の影響を受けて活性化しますので。血流を良くしてくれますからね。運動療法としてですね。昔の女性が良くしゃがんで床掃除をしたように。そういう風にしゃがんで、骨盤なんかの腸腰筋をですね。良く動かしてもらうと、その腸腰筋の前にですね。子宮と卵巣があるものですから。丁度それが、子宮と卵巣を温めてくれるので、良い卵が出やすいんでね。

 昔のその女性がやっていたのですね。しゃがんで床掃除。トイレ掃除やお風呂掃除などをね。全部やってもらうように、おすすめしていますね。そうすると、家が綺麗になりますので、ストレス解消。また、ご主人も喜んでお嫁さんの評判も良くなるという、良い事ばかりなのですよね。そういうのが、さえないということであればですね。骨盤体操のピルビスワークというのを、おススメしていますね。

 そういうことをやってもらうとですね。信じられないと思うのですけれども、その生理が来た時の卵がですね。2個や3個がですね。2倍の5個や6個とかね。そんな風になったりですね。下垂体のホルモンですね。それが高いのがですね、正常化したりですね。

 あと、大小不動の卵胞がですね。粒ぞろいになってですね。卵巣刺激に反応しない方がですね、きちんと反応してですね。で、受精していなかった方が受精してくる。あとは、受精卵の断片化とかですね。大小不動とかね。そういうのも改善して、妊孕性の向上に繋がって、妊娠率が向上するという風な結論や結果を得ていますんので。

 私はですね、これを本当に自信を持ってですね。やるべきはですね、排卵誘発とか。体外受精とかではなくてですね。もっと根本の、根っこの部分をですね大事にした、不妊治療がもっともっと広がってほしいなと思っています。

《 加 》    今は、その先生のところに相談に来られて、体質は少し変化して。それと効果が出てきたなと思えるのは、期間的にはどれくらいで、時間を要することが多いのですか。

《 出 》    大体ですね、頑張ってやればですね。卵のその発育の期間は大体2ヶ月半と言われていますので。大体3か月頑張ってもらえばですね。もう結果がすぐに出ます。

《 加 》    そんなに早いのですね。

《 出 》    早いのです。

《 加 》    わかりました。

《 出 》    なので、医療用法はですね、そんなにとろくさいものでは無くて。私はですね、頑張ってやればすごく良いと思います。

《 加 》    それは、体質を変えなければいけないので、結構、長期的に見なければいけないのかなと思っていたのですけれども。ある程度、きちんと的を得たようなことをやっていれば、3ヵ月から半年も見れば、効果が出る可能性があるから。しっかりとそれにかければ良いのではないかなという所ですよね。

《 出 》    そうなんですよね。それでまた、本人の健康状態ですかね。疲れにくいとかですとか、冷え性がなくなったとかですね。肩こりがなくなった。朝、起きるのが、非常に楽になってね。朝から元気に仕事が出来るという状態でね。また、明るくニコニコとしている奥さんに、戻ってくれるのですよね。

《 加 》    そういうことは、僕自身が普段から結構やっていることなので、婦人科専門外の僕も、結構得意なところですね。そっちになってくると。そうしたらやはり、そうですね。そういったコンサルタントも可能かなといった感じはしますけれどもね。

《 出 》    ぜひ、先生みたいな方がどんどんと、増えていただければありがたいなと思うのですけれどもね。IPS細胞で、脂肪細胞からですね。卵を作るとか精子を作るとかというのがですね。最先端とされてるんですけれども。

 でもですね、その特殊なそういう本当に最先端ではなくてですね。多くの方が、そういう最先端技術をですね。享受できるわけでは無いので。やはりですね、私たちは今すぐに、もっとも効果があってですね、幸せになれる。食事の見直しですね。たかだか食事の見直しなのですけれども、これをしてもらうだけでですね、人生が変わってしまうということもありますね。

《 加 》    データ的には、それで改善する可能性は高いので、そんなに高度最先端のことをする必要はないですよね今は。

《 出 》    無いんですよね。

《 加 》    迷路にハマってしまいますよね。まさに、その日本の医療がいっているような感じで。

《 出 》    もう本当にそうですね。

《 加 》    高度になればなるほど、やっていることがわけわからなくなってくる。そもそも、身体が健康になれば、そんなに病気とかはほとんど起こらないし。不妊状態というのも減るわけですから。そうしたら、健康状態というのはどうなるのかなとか。忘れてしまっている若い方も、多いのかもしれないですけれども。

《 出 》    そうですね。

《 加 》    私は健康なのよと言っていて、採血してみたらすごい貧血気味だったりとか。冷え性だったりとか。そういう方は多くいますよね。

《 出 》    多くの方に、あなたは貧血気味ですよと言ってもですね。最初は、きょとんとするのですね。貧血を見るのにですね、多くの先生はヘモグロビンだけで見てるんですけれども。ヘモグロビンの基準値ではなくてですね。少なくとも、13以上というデータを基準にして診てもらうと良いかなと思うのですよね。

 あとは、 MCV という値を、多くの先生は診ている方が多いと思うのですけれども。その中にはですね、その大球性のB12葉酸欠乏と、小球性の鉄欠乏が合併していますので。

 例えば、鉄を補充してですね。鉄不足がなくなって良くなってくると、MCVがどんどん上がってきてですね。耐久性のMCVが100を簡単に超えるようなね。そういうデータが出てきますので。

 その時に、この方は B12葉酸とかね。そういうビタミンが不足しているのだなということに、気づいていただいてですね。どんどん B12葉酸を摂るようにしていただくような指導が、できる先生がですね。一人でも増えてくださればと思うのですよね。

 先程の食事の話なんですけれども、多くの方がですね。日本の女性の方はですね、朝ごはんを食べなくなっているのですよね。朝ごはんを食べないとですね、どういう事が起こるかというと、夜からずっと朝までですね。女性は飢餓状態で、自分のタンパクとかそういうのをメインに使って、自分の基礎代謝を維持していますけれどもね。

 そのタンパクの浪費がですね、さらに朝からお昼までですね、続いてしまってですね。タンパク不足を起こしてしまって。尚且つ、朝から体温が上がらないので、基礎代謝が下がってですねえ。返ってそれで、太りやすいとかですね。

 あとは、朝からこう集中できないのですよね。仕事がはかどらないとかですね。そういう風なことがありますので、必ずですね。女性にはですね、朝ごはんはしっかりと摂ってもらって、出来れば温かいですね味噌汁など。具だくさんの味噌汁などを作ってですね。玄米ご飯とか麦ご飯とか、そういうもので血糖値が勘定に上がるようなね。

 そして、タンパクなものをですね。簡単に言えば、卵とか納豆とかですよね。そういうものを入れてもらって。あとは、魚でしたら簡単には、しらすを大根おろしで食べてもらったりね。そんなもので十分なので、朝ご飯をしっかり摂ってもらうとですね、朝から調子が良くなりますね。その運用性も上がってくるという風なところがあるのではないかなと思いますね。

《 加 》    食事ですよね。そんなに難しい話ではなくて。人間らしい生活を、少し思い出していけば良いのかなという感じお話だなと聞いていて思いましたけれども。

《 出 》    私たちは、医療資源を食い過ぎているのですよね。無駄なことですよね。貧血だけでも直せばですね。たぶん、女性の7、8割の方は、相当健康になりますからね。

相武台脳神経外科
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