はい。もし皆さんが、症状に苦しまれている時に、その症状を改善したり、良くしたりする思考法があって。実際に、その症状を改善することができれば、素晴らしいと思いませんか。
はい。症状をきっかけに、身体との付き合い方をお伝えさせて頂いて。心地の良い人生の質へと、ガイドさせて頂いている相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成30年の3月19日の月曜日です。
診察に来られている方は、特にやはり辛い症状があってくることが多いのですが。先日から、世の中を生きていく中で、全ての自分の思考や心の状態、あるいは思考など、頭の中の考えの状態が、行動決定していると。その行動が、直接的にせよ、後からにせよ。自分の結果として降りかかってきている。
今、起こっている結果というのは、ほとんどが自分の行動の結果が起こってきていると考えていくことが、どんどんどんどんとその、自分でなんでもできる世界というか。可能性の世界に身を置いていく、一つの対応であるということを、先日は、お話しをさせて頂きました。
特に症状に苦しんでいる時は、得てして、その症状を治すことに思考が入ってしまいがちなんですけれども。実は、その頭痛があった時に、頭痛を治すにはどうしたら良いかなと言って、考えれば考えるほど、実は頭痛は治ってはいかないという現実があります。
頭痛ということを、治そうとする思考方法というのは、実は可能性の世界に住んでいる思考方法。頭の考えの無機。心の状態ではないということは、今日ちょっとお伝えさせて頂きたいのですが。
例えば、具体的なイメージとしては、火事の時。火が燃えている時。火事の時に、家の中で火災報知器が鳴ります。火災報知器が鳴った時に、仕事ができないので、うるさいなあ火災報知器切ってやるぞと言って、火災報知器をどうやって切ろうかなと必死で。火災報知器を切ろうと努力をしても、絶対に永遠に火災報知器は消えないです。
火災報知器を切ろうとすると、なんで火災報知器が鳴っているのかなという風なことを、意識していただいて。そして、その火の元を見に行く。そして、火が付いていたら、すぐに消しますし。消せなかったら、すぐに消防車を呼ばなければいけないという対応になってくるわけで。火災報知器と向き合っている。思考がそこの方向に入っている以上、永遠にその火災報知機の音は消えないという現実があります。
そして、頭痛に関しても、頭痛を治そう治そうという風に、ずっと思っているだけで。頭痛は永遠に治っていきません。その時に、どういう風なことを可能性の世界に、どういう風な思考回路にしていくと、可能性の世界に入っていくのかというと。
何で頭痛が起きるのかなという風な、回想をワンランク上げて考えていくと。その思考が入ってきて、自分自身で分からなくても、考え続けていく中で、そういった情報が少しずつ自分に入ってきて。何でか何でかなということを、考えていくということが、今の辛い症状。頭痛に限ったことではなくて、辛い症状で困っている方が、突破していく一つの方法になりますので。
今の辛い症状があった時に、その症状と向き合い続けている限り、本質的なものとは向き合えていないので。永遠にその状況から脱することができないということを、今日は、お伝えさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘