相武台脳神経外科の加藤貴弘です。本日は、平成27年3月10日の火曜日です。今日は、自律神経の緩め方。当院が行なっている、意識して力を抜くということのイメージだけ、少しお話しをさせて頂きたいのですが。急に意識して力を抜いてくださいと言われても、何でそんなことをしなければいけないのかということなのですけれども。
身体をコントロールしていく上で、例えば、漠然と今日は大まかにイメージだけをお話ししますけれども。例えば、車の運転でいうと、そのアクセルとブレーキというコントロール。アクセルとブレーキで速度をコントロールしていきますが。イメージして頂きたいのですが、ブレーキしかなくてアクセルしかなかった時は、車を運転する時は、大変怖いです。
ちょっと動かすだけ。あるいは、アクセルを踏まないでクリープ現象だけでも、ほとんど止まることができないので、大変すごく恐怖感を覚えます。だけれども、きちんとしたブレーキの機能があることによって、安心してアクセルを踏められますし。さらに、ブレーキングの能力があれば、もっとスピードを出すことも可能です。
仕事を平日に、大変一生懸命頑張られて、身体が疲れていて。そして、土日には疲れたと言って、ソファーのところでゆっくりとする。だらっとぼーっとするというのは、身体にとってどういう意味かと言うと、自律神経にとっては、アクセルを外しただけの状態になります。
なので、ベースとしてのスピードは、車のスピード自体は変わっていません。だけれども、私たちが提案させて頂いているのは、積極的にスピードを落としていくトレーニングをしましょうということで、ブレーキの能力を身につけていきましょうということで、意識して力を抜くという運動を毎日行うということを、当院では、継続させて頂いています。
やはりその、アクセルを踏む。アクセルを外すだけ。あるいは、積極的にブレーキを踏む。これが身体にとって、どういう風に繋がっていくのか。一生懸命に日々頑張る。そして、休みの時には、ぼーっとするだけ。あるいは、積極的に力を抜く。トレーニングをしていくということの、イメージが出来てくると、ただ身体を休めれば良いということだけでは、身体のコントロールがうまくいかないということが、お伝えできるのではないかなと思います。今日は、以上です。よろしくお願いします。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘