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健康への不安を消す唯一の方法(頭痛 めまい 耳鳴り 相模大野 小田急相模原 厚木 町田)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の5月3日の日曜日です。今日はゴールデンウィーク中で、普段のバタバタとした生活から一呼吸おいて、静かに過ごされている方もいらっしゃると思います。

 当院に来院される患者様はもちろん、頭痛やめまいや何か症状があって、辛い思いをしていて。何か不安になって来られているのですけれども。その何か病気を疑って、その検査をして。採血やMRIなどの検査をして、今のところは身体は大ごとにはなっていませんよという話をさせて頂くと、すごく安堵されるのですけれども。

 明日以降、脳梗塞とか脳出血とかは、これからはなりませんよねという風に、検査をされた後に、患者さんから質問をされるのですが。今はMRIで、脳梗塞とか脳出血の病気になっていないだけであって。明日以降のことは、何の保証もないというのが、正確な答えになります。

 なりやすい、なりにくいというのはもちろんありますけれども。やはり60歳以上になってくると、どんなにお元気な方でも、何が起こってもおかしくない年齢にはなってきますので。明日以降の心配が、お身体にとって全くないということを言うと、すごく不安になるのですが。

 身体と向き合う上で、身体のことに関して、不安になろうと思えば思うほど。どんなことも不安になりますから。身体以外でも、僕自身にしても、例えば、クリニックから帰宅する時に、家の前の車にひかれないという保証はどこにもないわけで。次の瞬間に地震が起きて、建物が潰れてしまうという可能性は、無いわけではありません。

 やはりその次の瞬間の不安というのは、不安を思えば思うほど。やはりどんどんどんどん増していって、いくらでも思えるわけなんですけれども。そのなにか症状があって、辛い状況にある方というのは、やはりそういったまだみぬ病気。自分が何をしないのかということに対してすごくどんどん不安が膨れ上がっていきます。せっかく60歳以降になって、今は何も病気がなくて、基本的にはお元気なのに、すごく不安に思ってもう毎日、毎日を過ごしていったら、せっかくの1日1日が非常にもったいないと思うのですが。

 そういった時に、やはりアドバイスをさせて頂いているのは、やはりその気持ちの方向性が外に向いているとか、検査値がどうかとか。MRIがどうかとか、病気になったらどうかとか。自分の気持ちが外にばっかり向いていると、どんどん不安になりますので。不安になった時というのは、ちょっと一呼吸おいて。自分自身の身体の動きを、ゆっくりと感じてみる。

 心臓が動いてるなとか、身体の感覚。こっちの筋肉は動いているなとか。ちょっとこっちの筋肉はこっているなとか。目が疲れているなとか。今日は、足の関節が良くほぐれているなとか。ゆっくりゆっくり全身の身体の状態を感じていく時間というのをやはり作っていく。身体の感覚をメインにやっていくということ、その習慣を1日1回か2回、当院では指を揉むということを通して、お伝えさせて頂いているのですが。

 そういう身体の感覚を掴むということを、毎日習慣づけしていく中で、ご自身とご自身の身体の関係性という立ち位置がわかりますので。やはりフワフワした状態ですごく不安な状態から、自分の立っている位置がわかりますから。非常に地に足ついた状態になって、少し不安は少しずつちょっと無意味な不安というのは解消されるのではないかなと思って。患者さんにお伝えさせて頂いています。

 僕自身のアドバイスとしては、年齢が経てば経つほど、不安になる感情というのは大きい。健康に対する不安になる感情というのは、大きくなられる方がいるのですけれども。そういった方にどういったアドバイスをさせて頂いているのかと言うと、やはりその気持ちの方向性を、一応、身体を感じるということをしていきましょう。

 もちろん、そういった身体を感じるというような気持ちの方向性、心の方向性というのは、今まで何十年もなかったわけですから。急にもちましょうと思っても、もてないわけで。やはり一日5分から10分、そういう時間を作っていく中で、だんだんだんだん自分の立ち位置というか、自分がどういう身体との関係性というのが掴めてきますから。すぐというわけではないですけれど。

 その身体と向き合うという時間を取っていくということが、意外にその不安を解消していく上ですごく重要なのです。ここで結論として申し上げておきますと、脳ドックに行ったり人間ドックに行ったり、いくらどんどんどんどん色々なことをやってもですね。身体のことを勉強していても、健康に対しての不安というのは、おそらく消えないと思います。

 やはりその不安ではなく。充実して、自分が自分の動いてくれている身体に感謝をして、一日一日楽しく過ごそうと思ったら、やはりまずは、気持ちの方向性を外向きから内向きに変えて、身体を感じてあげる。心臓の動きとか体温とか。自分の身体がいつも動いてくれているな。今まで動いてくれてありがとうとかの気持ちが、だんだんだんだんとなってくると、すごい楽しい1日1日になると思いますので。そういった意味で、ちょっと押してダメなら引いてみろではないですけれども。凄く不安になってしまった方は、そういった習慣を少しずつつけていくということを、取り入れてみても良いのではないかなと思います。

 今日は、60歳、70歳になって、すごく身体に対して不安に思っている方は、気持ちの方向性を、身体を感じる方向。内向きの方向性にしていく時間を、少しずつ取っていくと良いのではないですかという話をさせて頂きました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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