こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成２７年の９月１４日の月曜日です。当院を開かせていただいてから、４年以上経過するのですけれども。その患者さん を見させていただく中で、うまくいくだろうなと思う患者さんと。ちょっとうまくいかずに、離れて行ってしまうのかなと思う患者さんと。その結果が分かるので、段々段々とその傾向というのを掴めてきているのですが、その違いというのは、何か何だと思われますか。
僕自身その今まで、そういった何かを人に伝えるという立場に立ったことがなかったので、あまりそういうことを考えたことはなかったのですけれども。やはり、その新しいものを受け入れて、どんどん変わる方というのは、一つには素直というところがあるのかなと思います。素直というのは、今までのその固定観念や自分自身の思い込みに囚われてしまって、これが正しいんだと思ってしまうと、なかなか新しいことを受け入れられないので。一時的にでも、その素直になって。今までそうなのかもしれないという風に試してみるということの気持ちです。
やはり素直だけだと、危険なので。騙されたり、変な方向に導かれてしまったりするので。やはりその理性というのは、大人であれば必要なのですけれども。理性や判断力というのは、必要なのですけれども。その理性や判断力があるということと、凝り固まっているということは、違いが僕自身はあると思います。その違いは何なのかなと思いまして、理性や 判断力がある人でも、一時的に素直な人がいるわけで。それを引き起こしているのは、何なのかなと思って考えた時に、気持ちとして余裕があって、ご自身の気持ちに遊び心というか 、好奇心があるという方が、一応色々なことを試して、受け入れていくという要素というのはあるような。
遊び心がある方というのは、自分自身が信じていることや正しいと思っていることだけではなくて、相手がああだこうだと言っている。ひとまず、その人の言うことを、少しちょっと信じてみて試してみよう。違ったら、離れてみようという様な、ある程度、ちょっと心の余裕がある方は、まずは相手が言うことを受け入れるということをしてくれるので。
やはり診察に来ている以上、その人を信頼して、まずは受け入れようとされる方というのは、こんなことがあるわけないじゃんという風に、斜めに思われている方というのは、斜めに考えて、物事を見てしまっている方というのは、なかなかやはりその新しい物というのに関して、 受け入れることが難しくて、自分自身が広がっていかないのかなと思います。
今日は、自分を広げていくために、色々なことを信じすぎてしまうというのも怖いですが、自分がちょっととりあえず、関係性を持とうと思ったものに関しては、一時的にも信頼をしてみて、それを受け入れて。ダメなら、また別のところにしてみる。その関係性を持とうとした瞬間は、信じてみてちょっとやってみるという。その遊び心や好奇心がある方というのは、色々なご自身の可能性を広げていけるのではないかなという風なことを感じました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘