スタッフと院長のやりとり備忘録

スタッフと院長のやりとり備忘録 - ティール組織の発生源 –

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<スタッフと院長のやりとり備忘録>

ティール組織の発生源
古代ギリシャ哲学者であるアリストテレスは、紀元前350年に執筆した論文で女性の歯は男性の歯よりも少ないと主張した。それは馬鹿げた説であることを現在の私たちは知っているが、その後2000年近くにわたって西欧諸国では常識とされてきた。そしてある日、誰かが数えてみる」という、仮説を立てて検証するという最も革新的なアイデアを思いついた。当時の人々はおそらくそれほど懸命ではなかったと考えても良いのかもしれないが、将来の世代も現在の私たちについて同じように驚くのだろうか?

「人間にはいくつ脳があるか」

3つある脳の内、腸にある脳は1860年代にドイツのアウエルバッハという意思によって発見されていたが、信じられないことに1世紀にわたってそれを完全に見失ったのである。アメリカの神経学者マイケルがーションなどによってようやく再発見されたのは1990年代後半のことであった。

その原因は時代の価値観にあるかもしれない。世界は明確な階層がないと回らないはずだ、そう考えている限り3つの脳が私たちの体内に存在しているなんてあり得ないことになってしまう。インターネットが暮らしの中で圧倒的な影響力を持つようになったのと同じタイミングで他の二つの脳が発見されたのは偶然ではないかもしれない。

インターネットの浸透により、分散した知性のの可能性に目を向けることができるようになった。アルストテレスの主張を信じていた中世の人々のように、私たちも全く同じように自分たちの思考にとらわれてしまっているかもしれない。ガリレオの時代の人々が望遠鏡を覗くことを拒否したのは、神のお造りになった星が宇宙の中心ではないとは考えられなかったのと同じである。

感想
研究者や威厳のある教授、本や新聞に書いていることを、さも自分の考えとし心を乗せる行為は、頭が良くなったような錯覚を味わうこともでき、尚且つ誰かと話し合いになった時も「そう本に書いてあったから」と強く出ることができます。

とても楽な方法なのかもしれない、と思います。ですが、自分の気落ちの所在や疑問、突き詰めて行くという作業を諦めてしまった時、たまたま人間として生まれてきて、考える力や想像する力を持っているのにも関わらず、自分の感情を確かめる行為や考えを巡らすことを止めてしまうのは、未来を諦めてしまう行為のようにも感じました。

自分の当たり前が周りの人を苦しめるのもとても嫌ですが、自分の固まった考えや行いが、自分の未来や心地よさを奪うようなことがないように、立ち止まることや問いを続けて聞きたいと思います。ただ、自分の知見の狭さが首を絞めることのないよう、学びも忘れず続けて行きたいと感じました。

回答 スタッフA:医療界ではエビデンス(科学的根拠)というのを問われますが、それが絶対的なものと捉えると、新たな発見を見逃してしまいそうです。

もちろん我々は報酬をいただいて提供する医療に対してはどの様な根拠でそれを提示しているのかお伝えした上で同意のもとで施行させていただきますが、あくまでもエビデンスは統計的な確率、可能性の話であって絶対的存在ではないかもしれないという探求心を持ち続けたいです。

回答 Dr.
エビデンスは、ある条件下での 根拠であって、 その条件が 見逃されている条件もあるという姿勢は、 科学的分析において大切ではないかと思います。

科学はどこまでも「手段」であり、 その 根拠には限界があるということを 認識できると、 手段が 有効利用可能かと考えています。

つまり、 人間がつくったものでない、自然界のものと 向き合う時、 「根底から 思い違いをしているかもしれないという」姿勢は 持つことが 必要条件だと思います。

どんなに科学の粋を結集させても、スペースシャトルが爆発することは起こるわけで、もちろん 発射前は、完璧の仕事をしたと、 チームは考えているわけで、

たとえば、新型コロナのワクチンに関しても その限界性、危険性に関しては どこか 盲点があるかもしれないという姿勢で 向き合うことが、 科学的な姿勢ではあるとは思います。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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