こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月17日の火曜日です。
当院ではホームページ上で「健康を獲得するために、こういうことをしましょう」というようなことをお話しさせていただいていますけども、これが「病気にならないために、どういうことをしましょう」ということではなくて、「健康を獲得する」ということに意味があるんですけども、実は人間の体の掃除方法として、病気にならないためにいろんなことをしようとすると、この食べ物食べちゃダメかな、あれダメかな、あれやると体に悪いかな、これダメかな・・・ということをやっていくと、病気に近づいていくという法則が、法則というか方向性があって、もし病気になりたくないのであれば、健康を獲得するという方向に向いていくっていうことが非常に重要です。
停留している船であれば、例えば船の中で、イカリをあげてはダメだとか、綱を切ってはダメだとか、台風が来たら沖に船を出さなきゃいけないとか、港で船の中で暴れてはいけないとか、いろんな「してはいけないこと」を、荒波に揉まれていない船であれば「してはいけないこと」をいろいろ言って船の規律を守るのかもしれませんが、今人生が始まっていろんな体の悪いことに遭遇しながらいろんな経験をして私達は日々生活しなければいけない状況っていうのはどういう状況かと言うと、停留している船ではなくて、いろんな経験をしながら自分が進もうという方向性にいろんな荒波のなか揉まれながら進んでいかなければいけない船だと僕自身は認識しています。
そういった船の中で、「あれやったら沈没しちゃうかな、これやったら沈没しちゃうかな」と余計なことを考えているとどんどん波に揉まれてしまって遭難してしまいますし、そうではなくてひたすら行く方向に向かって、できることをするっていうことをしていけば、どんな荒波が来てもある程度乗り切っていける。
その時には何を考えているかというと、自分が行きたい方向性へ行くにはどうしたらいいか、ということのみを考えて船を進めているはずなので、「沈没しないためにはこうしようか、ああしようか」ということを考えて、そういった不安に襲われていると、不安に怯えて動かないだけになってしまって結局船員たちの統制が取れずに波に負けてしまって、沈没してしまうということになります。
自分が向くべき方向性とは人間にとってすごい大切になってくるんですが、例えば最近サーフィン始めたんですけども、サーフィン乗ってるときも、下ばっかり向いているとサーフィンの板から落ちるということがよくあります。
目線が大切で、行きたい方向に目をやるということをよく先生からお話をうかがいます。そうすると、波に乗るときも行きたい方向へ行ける。
人生いろんな健康情報がありますけども、すごい膨大にあります。その中で結局、自分自身が受け取る情報というのは自分が考えている内容を裏付けする内容しか頭に入ってこないわけで、「何か病気にならないようにしよう、ならないようにしよう・・・」としていると、体に悪い情報しか頭に入ってきませんので、そうしていると結局、「いろんなことをやっちゃダメだ、やっちゃダメだ・・・」と思って病気になってしまうということがあるんですが、やはり「健康になるためにどうしていこうか。体を良くしていくためにどうしていこうか。」という思考に切り替えていくと、そういった情報がどんどん入っていきますので、そうすると体がいい方向に向くんじゃないかなということを僕自身は感じます。
自分の思考のフォーカスする方向性っていうのはすごい大切です。
マザーテレサも、どこかで聞いた話なんですけども、反戦集会には出ないけども、平和集会に出ますよ。ということを僕自身は聞きました。
反戦集会というのは戦争をしないというのをイメージしているということになってくると、戦争をしないというのは戦争に対してイメージしてしまっているので、あまり方向性としては戦争へ行く方向性になってしまうのかな、という形ではあります。
反戦集会ではなく、平和集会、平和を獲得するという集会でいけば、みんなが平和の方に向かっていくイメージが持てるのかな、と。
自分自身がどういうふうなイメージを持っていくのかということはすごく大切で、そうすることで自分自身が必要な情報っていうのは入っていきます。
そういった自分自身の思考の舵取りっていうのは非常に大切ですので、当院は特に病気にならない予防する目的でいろんな情報を発信して行くのではなくて、健康を獲得するための情報をいろいろ発信させていただいていますので、そういったことを少しずつ皆さんにご紹介できたらなと思います。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
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