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逃げてもいいよ。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成27年11月25日の水曜日です。
今回は片貝海岸でのサーフィン合宿4日目、今日最終日だったんですけども、ちょっと雨が多くて風も強く波も高くて、ちょっと初心者の僕にとっては厳しい状況だったんですが、そのなかでも漕ぐ練習、サーフボードに乗って漕いで沖に出る練習っていうのを非常に多くできましたし、ちょっと怖いなと思う状況のなかで自分と自然と向き合うっていうこと、自分の精神状態と向き合うっていうことが鍛錬としてよくできたと思いますので、自分自身としては非常に有意義な状況でした。
やはり自然というのは人間の力が及ばないものなので、こういう波が欲しいなと思っても来るわけではありません。自然の気まぐれのなかでおこぼれをもらいながら、恵みをもらいながら生きていくっていうのを思い出してくれる、大自然と自分自身の立場っていうのを思い出してくれる、自分のちっぽけな存在っていうのを思い出してくれる良い時間になりましたし、自分が到底、力が及ばないものと対峙したとき、向き合ったとき、どのようなメンタリティでいればいいのか。っていうのを非常に良い体験になりました。
よく患者さんのなかで、行き詰ってる方っていうのはたくさんいらっしゃいます。頭が痛いとか、夜眠れない、動悸がする、自律神経がすごい失調していて、日常生活のなかでもご両親の介護があったり、家族からのストレスがあったり、子供のストレスがあったり、そういうストレスが複数あってにっちもさっちも行かなくなって身動きが取れない状況になっている。仕事も大変で、仕事もいじめにあっていたり、どうすることもできない。っていうことで思い悩んでいて薬で精神安定剤を飲んで、なんとかしのいで、精神安定剤もどんどん量が増えて、どうすることができないと言っている方がいるんですが、そういう方っていうのはちょっと極端な話を考えたらいいんじゃないかなと思います。
まず生きて当然っていうわけじゃないので、ご自身自身が今の状況の中でサバイバルというか生き残っていくためにどういう手段が取れるかっていうのは冷静に一つずつ戦略を立てていくっていうことが必要かなと思います。
大草原のなかで遠くの方にもし虎を見つけたら、やはり自分自身丸腰であれば回避行動を取るはずです。離れてなるべく虎が近付いてこないように逃げるか、あるいはわからないようにするか。
なんとか虎から逃れるように急いで逃げる。車を見つけて車に乗って離れていくか。というのをするはずです。
「虎が見つかったからどうすればいいかわからない」と言ってずっとその場にいれば、虎がお腹がすいていれば食べられちゃいますので、自分が生き残るためにはどうすればいいか。そもそも大自然というか、この地球上で激しい環境のなかで生き残っていく、っていうこと自体がある程度奇跡的なことですから、そのなかで人生楽しむためにはどうしたらいいか。っていうことを考えると、いろんな打開策が出てくるのかなと思います。
今の現時点で生きてることっていうのは当然のことって思っていると、すごく生きて当然と思ってるといろんなことがきつくなってきますけども、生きてることっていうのは生きてること自体が奇跡的なことで、これからサバイバルしていくために自分自身は何をしなければならないのかな、っていうことをまず考える。
自分の体が悪いのはなんかいろんな周りの大変なことがあるせいだ。っていうふうにやってると、生きてる主体っていうのは周りの環境の影響で自分自身が状況としてある。自分の状況は周りの責任だ。って言ってしまっているようなものなので、そういう考えにあるときは、まず自分で生きるんだっていうのを思い出すってことが大切かと思います。
まず自分で生きる。サバイバルするためにはどうするか。自分の人生は自分自身が操縦するっていうのを取り戻すことが必要かなと思います。
そうすることで、あまりにも状況が厳しいんであれば、生きていくためにどうすればいいかと言うと、きついんであれば、ちょっと一時的にも距離を置くっていう回避行動を取ることは当然の行動じゃないかなと思います。
先程言いましたように、何か怖い虎が見つかったときに咄嗟に逃げるって話をさっきしましたけども、非常に厳しい環境にある会社のなかで朝から晩まで働かされて、体もボロボロで薬も増えてにっちもさっちもいかなくなってしまったら、ある程度仕事との距離感を取るっていうことは一時的に必要かなと思います。それがずっと会社を辞めるってことではないので。
そういうことをお話しすると、「え、辞めていいんですか?逃げていいんですか?離れていいんですか?」っていうことをおっしゃいますけども、「あ、そういう選択肢もあるんですね」ということをおっしゃることもいるんですが、皆さんそもそもそこから逃げるというか離れる、距離を置くっていう選択肢を持ってないで悩んでる方もいるんですが、そこにいるっていうのは自分の選択でいるわけですから、まずは主体を自分自身に取り戻して、生き残るためには離れる必要があるんであれば一時的に離れていくっていうことを選択肢の一つとして取る。
本当ににっちもさっちも行かなくなっている方、すべて環境が厳しい方はそのことを忘れてしまっていて選択肢として頭に入っていない場合があるので、まず「自分自身で生きる」っていうことを思い出す。
生きてることっていうのは当然のことじゃなくて、生き残ってるってことは奇跡的なことで、これから何十年と人生生き残っていくため、サバイバルしていくため、そして楽しんでいくためにはどうしたらいいかっていうのは自分自身が人生の操縦者となって主体性を持って考えていく。っていうことをやっていくと、いろんな問題が少しずつ解決していくのかな、っていうことを思いますので、まずは行き詰っている方がいましたら、人生の主導権を自分自身に取り戻す。それは気持ちのうえでまず取り戻していくっていうことをしていくと、打開策が少しずつ見えてきますので。
あまりにも厳しい状況でしたら、回避行動を取るっていうのはサバイバルしていくためには通常の行動ですから、なにも罪悪感にさいなまれることなく、それは生き残るために必要な手段ですから、自分自身は離れるってこと、その選択肢を持つってことは必要かなと思います。
今日は、いろいろ症状で悩んでいる方にとって、まず生きてるってことは奇跡的なことである。っていうことを思い出していただきたいっていうことと、ご自身の人生っていうのは周りの環境が自分の人生を支配しているわけではなくて、自分の人生は自分で操縦している。主導権を持って生きていく。っていうこと。
そのためにどうやってサバイバルしていけばいいかなっていうのを考えていけば、いろんなことが打開できますよ、っていうお話しをさせていただきました。
今日は以上です。

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