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健康情報 医療情報が 錯綜する理由とは? 渡邊 昌 先生 第4回

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《 加 》      その都会の生活をしていても。生かされているんだと言うのを、持つということは。そういった健康の方向には、良いのではないかなと思うのですよね。

《 渡 》      だからそういうね。健康を指導する専門家の間で、あのコンセンサスのないことが、結構いっぱいありますでしょう。だからそれもね、みんなを誤った方向に導いてしまう恐れがあるわけですよね。でも私はね、栄養面で一番心配しているのはね。今、フレイルティーとかサルコペニアが、老人の体力低下で話題になっていますが。それを防ぐためにね、肉を食えというキャンペーンが、相当あるじゃないですか。あるいは、プロテインを摂ろうとかね。

 それで、あれはとっても危険な思想ですね。柴田先生という方が、言い始めたのですけれども。柴田先生の現地を読むとね。あのたんぱく質が足りないのではなくて。プロテインエナジーマルメトリューションなのですよ。タンパクとエネルギーが足りない。だから、エネルギー部分がね。しっかりと、玄米食なんかで摂れていれば。タンパクはそんなにいっぱいいらないのでね。タンパクを摂れ、摂れと言っているでしょう。

 僕はねこの前、驚いたのはね。サクというところで、うちわ人間ドックにかかっている人を、ずっと繋いでデータを見ているのですけれどもね。6万人ぐらいのデータなのですが。 BUN は、タンパク質を多く摂ると高くなるのですけれどもね。 BUN 15以下の人はね。腎不全になる人は、一人もいないのですよ。

 ところがね、15以上はいっぱいになると、腎臓が悪くなってくる。だからやっぱりね。厚労省は、体重あたり0.8 グラム、タンパク質を摂れば十分だと言っているのですけれどもね。私たちの腎臓が悪くなるのを防ぐためには、0.5グラム 以下にしないと、効果が少ないと言ってるのですけれども。

 でも、ところがですね。腎臓病学会のガイドラインにはね。0.8〜0.6グラムは摂りましょうと書いてあるのですよね。低タンパク食でね。なのでそうするとね、全然効かないでしょう。それを、色々な学会でね。腎臓病に低タンパク食は効かなかったという報告をするので、聞いてる栄養士さんは、みんな低タンパク質が効かないのかと思ってしまうのですよね。だから、そういうミスリードはね。勝手に探しているようなものでね。私は、ちょっと許し難いと思っているのですよ。内心はね。

 それで、例えばね。僕は、新潟にちょっとした山小屋を持っているのですけれども。大工さんに頼んでね、管理も頼んでいるのですよ。そうしたら、その夫婦がね。あの40代ぐらいになって、すごいこんな肥満になってきちゃったのね。それで、そんなに太っていると、糖尿病になるから。落とした方が良いって言ったのですけれども。二人とも田舎のことで、白米とあれで美味しく食べていたのですよ。それで、案の定ね。糖尿病になってしまったのですよ。

 そうしたら二人ともね、透析になってしまったのですよ。それで、6月に行くからちょっと鍵を空けておいてと電話をしたらね。旦那さんが、1月に死んでしまったと言うのですよ。それもね、全身あちこちに、嚢胞みたいなのができていて。苦しみ抜いて死にましたということなんですよね。だから、それなんかはね。一番最初に、かかっていたお医者さんが、体重を落としなさいと。そこで、一生懸命に治療をやってくれていればね。チーム医療でね、元気だったかもしれないですよ。

《 加 》      僕らからすると、その学者の方達が、みんなこう喧々諤々とかされているじゃないですか。そういったミス医療とか。それって、そういうこと起こるのかなという風に考えた時に、やはりさっき先生もおっしゃっていた様に、芯を意識していないからだと思うのですよね。

 芯に立ち返る、芯というか本質的なところに立ち返って、その情報というのは、どういう位置付けにあるのかというのを、絶えず見直していけば。そんなにこう、喧々諤々にはならないはずなのですけれども。なんか本質的な話が、どんどんどんどんと薄れて行って。目先のことだけを、こうなんかやりあっているから。全然前に進まないという様に見えるのですけれども。

《 渡 》      それはあの、具体的に言うとね。つまり患者さんのために、その患者さんのために、一生懸命考えるのではなくて。ガイドラインに従って、治療していれば良いという風潮がね。広がってしまっているからですよね。だって、ガイドラインに従って治療していれば、大丈夫だけれどもね。そこからちょっと外れて治療をしたら、すぐに裁判になってしまうということですよね。

《 加 》      要するにその、教科書の知識が正しいのかどうかということに、思考がいってしまっているということですよね。ガイドラインが良いのかどうかというのは。だから、患者さんに戻らずに、患者さんを見ずにということですよね。

《 渡 》      そうそうそう。それで、教科書を正しいかどうかを判断する力も、実は無くなってきていると。何故、無くなってきているのかというと、患者を真剣に見ていないからですよね。つまり、今ね、日本から臨床研究のレポートがね。非常に減っているのですよ。だから、臨床の先生ですらね。遺伝子だとか、どの遺伝子がこうなってとかね。腸内細菌がどうかなんていう論文ばっかり書いていてね。それで、教授になろうとしているのですよ。

《 加 》      患者さんを見ていないというか。自分自身の身体すら、見ていない様な気がするのですよね。人間の身体と向き合っていない様な気がするのですよね。

《 渡 》      そうかもしれないですね。

《 加 》      そこが無いというか。向き合っていないので、なんか机上の空論だけずっと言っていて。わけのわからない話になっていっているという感じで。

《 渡 》      本当に。だから、加藤先生はエムさんとか見ています。ネットの。僕はね、だんだかだんだか送られてくるから、仕方ないから、時々見るのだけれどもね。そこに、お医者さんたちが投稿している。中身をみてさ、実に低劣だものね。でもね、時間がある時は読みますけれども、ほとんど読まないのですけれどもね。えぇ、これが医者というようなね。

 僕はね、色々とやってきて。やはり一人の力でやることって、たかがしれているじゃないですか。それでね。兎に角、メディカルライス協会というのを作った理由はね。それを元に、玄米を主体として、米のパワーで未病を治すというイメージをね。広げたいと思っていて。それでね、農産のところから、作るところから消費者のところまでね。できたら、お医者さんも出来るだけ含んで、展開したいと思ってやっているのですよ。

 それでね、お医者さんも段々とわかってきた人がいて、医師会長なんかも顧問をやってくれているのですけれどもね。それで、それがうまくいけば、割と良いかもしれない。それで、日本はね。農業とか色々、生産のことも考えている人は多いのだけれども。それをね、地球環境との関係で、考えている人はあんまりいないのですよ。温暖化との問題とかね。だから、本当だったら、その辺もグローバルな基準で、考えるような人がね。本当は、でて欲しいと思っているのですよ。

 だからもう、残り少ないからね。遺言みたいに、表分だけ書くみたいなことになってしまうのかもですけれども。でも、やはりそこだけはちゃんとやりたいと思っていますね。それで、日本はね。食事療法というのはね。かならずしも、点数がきちんと評価はされていないでしょう。病院食でも、一はついていたのですけれども。食事は、病院の外でも食うものだからというので、段々とカットする方向なんですよね。だから、そうではなくて。薬を使う時には、下の食生活とか運動とかね。そういった、身体の芯をもとに持っていくような、生活習慣がくっついてないと。薬の効果はね、十分にはでないと思うのですよ。

 それで、僕なんかはね。まだ自分が糖尿病なので、糖尿病の情報がいっぱい入ってくるのですけれども。要するに、飲み食いとかそういうの変えないうちはね。もうインスリンをね。どれだけ打っても、効かなくなってきちゃうのですよね。それでもう、60ミリも80ミリも打っても、結局、効かなくて。心臓で死んでしまった人とかね。そういうことをやる人ってね、お医者さんに多いのですよ。意外でしょう。意外と言うか、もっともだと思うというか。だから、医者自体がやはりね。発想を変えないと、いけないですよね。

《 加 》      はい、そうですね。身体と向き合えていないですよね。医療従事者なのにというか。原点に戻った方が、良いかもしれないですよね。

《 渡 》      だから、若いお医者さんは、病院で皆が忙しくてしょうがないということになっているし。だから、教授になってしまうと、薬屋さんとの関係でまた忙しくなってしまうし。それで、定年で辞めてもね。定年で辞めて、介護をするような人が初めてね。総合医療的な、医療の必要性を実感するみたいですね。そういった人たちがね。日本抗加齢医学会なんかでね。いっぱい入ってくるのですよね。

 というのは、老人病学会は老人の病気を扱っていますでしょう。抗加齢学会は、サプリメントでも何でも、手が使えるだけ使って。元気な状態を長引かせていけばね。たぶん、ポックリ死ぬのではないかと。そこまで、みんないっていないから、分からないのですよ。という様な、チャレンジングなことをやっているのですけれどもね。

 うちは、玄米スタディーでね。米を非常に詳しく聞いているのですよ。そうするとね。玄米があるでしょう。白米があるでしょう。それと、分づき米があるでしょう。それから、発芽玄米があるでしょう。玄米がある。あとね、十六穀米を混ぜるとか、色々な種類があります。それでね、十六穀米に関してはね。大体1割ぐらいしか、混ぜないので色だけは派手に付くのですけれどね。実際の効果はね。ちょっとどうかなと思っているのですよ。

 それで、発芽玄米はね。一晩水につけて、柔らかくして炊くじゃないですか。それで、柔らかくなるというメリットと。もう一つは、芽が大きくなる発芽状態になる時に、ギャバが増えるんですね。ですから、ギャバが脳の方に良い影響を及ぼすという可能性はありますね。

 分づき米はね、白米と玄米の何分までつくのかということで、だいたいは7分づきぐらいが多いのですけれどもね。その中間的な作用を持つというような、特徴がありますけれどね。食べている人が少ないからね。まだ統計的にきちっとした、健康効果とかが出るところまで行かないのですよ。

 不思議なことにね。玄米を食べている人は、段々とマクロビオティック的な食生活になっていますね。つまりね、端的に言うとですね。「 孫は優しいですよ 」。まめ、ゴマ、野菜、魚、しいたけ、芋。それで、牛肉を食べている人というのはね。非常に少ない。あえて、ほとんど食べないという人がほとんどですね。

 牛というのは、他の肉に比べるとね。10倍ぐらい炭酸ガスを出すのですよ。それで、穀物も10倍ぐらい食べて、育っているでしょう。だから、地球環境にとっては、牛肉を食べているというのは、非常に贅沢だということになってきていて。ドイツなんかは、今度ね。牛肉に税金をかけるんだって。あと、トランプからアメリカの牛肉を入れないようにしようという、理由もあるかもしれないけれども。

 僕もだから、がんセンターにいる頃はね。ほとんど毎日、ビーフステーキを食べていてね。それで、体力をつけなくちゃと思っていたのですけれどもね。玄米を食べたらね。積極的に、ビフテキを食べようと思わないもんね。ビュッフェパーティーなんかにででいてもね。ローストビーフ何かは食べないです。面白いですよね。人間の身体って。きっと腸内細菌が嫌ってるんだろうと思っていてね。

《 加 》      本日は、貴重なお話しを、どうもありがとうございました。

《 渡 》      いえいえ。

《 加 》      今後も、宜しくお願いいたします。

相武台脳神経外科
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