こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の4月21日の火曜日です。今日は、患者さんから、診察をさせて頂いている中で、自律神経にとって他に良いことってありますかという話を、質問を受けました。
当院では、片頭痛のある患者さんが来られて、その原因である自律神経の緊張に対して、それに対して、何らかのアプローチをしていきましょうということを、お話しをさせて頂いているのですけれども。
自律神経やご自身の身体に対して向き合っていく上で、すごく大切なのは、一発で治すということは出来ないので。身体というのは、少しずつ習慣を作って、その習慣の中で、身体の状態を変化させていくということが、身体の一つの改善のコツなのですけれども。その習慣というのは、色々となかなか人間にとって作るというのは難しいものです。
一つ、やはり落とし穴で良くあるのは、最初に、問題意識が芽生えた時に、盛り上がってあれもしようかこれもしようかという風なことで、いっぱいあれもこれもという感じになってしまうのですけれども。一番やってはいけないのが、一週間ぐらいすごくいっぱい色々なことに手を出して、色々とそれを続けてみて。そして、一週間ぐらいして急に気持ちが冷めて、パタッとやらなくなってしまうというのは、全く意味がないので。
そういうことにならないようにしなければいけないのですけれども。ある程度、長い目で習慣化していくということを考える時に、最初にスタートの地点で、習慣化へのハードルを下げておいてあげる。その為には、どうするのかというと、やはりその習慣化する、ご自身が習慣化しようとする量を減らしていくというのが、ご自身のハードルを下げるという方法ではないかなと思います。
なので最初は、あれもこれもという風に考えずに、一つひとつのことを決めると、自律神経に良い。身体に良いと思ったことを。あるいは、医者から言われたことを、一つ決めてそれを続けていく。少なくとも1ヵ月、2ヵ月続けて行って、それで判断をしていく。そして、もう少し増やしてみようかなとか。別のにしようかなとか。そういった判断をしていくということが、ある程度、習慣化していく上での、一つのコツになるのでは無いかなと思います。
今日は、何かもう一つ、物事を習慣化する上での落とし穴。たくさんのハードルを上げてしまって、全く何もしなくなるという落とし穴に落ちないように、習慣化するためには、そのハードルを下げてみましょう。その量を下げて、少なくしてみましょうというお話をさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘