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災害を助長してしまう盲点(頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 新宿)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の9月14日の月曜日です。昨日、今日と、台風18号からの影響で河川の増水があって、関東地方では家などが浸水をしてしまったり、あるいは孤立してしまって、行方不明になってしまっている方などがいて、大事の状態になってはいるのですけれども。そういった自然災害や火事や、そういった事件、事故などに遭遇した時に、そういった損害や被害を助長してしまうものというのは、意外に別のところにありました。

 どういうものか、頭に浮かぶ方はいらっしゃいますでしょうか。それは、やはり普段の日常生活をしていると、そういった状況というのには、自分は遭遇しないので。そういった 条件に遭遇してしまった時、等々に遭遇してしまった時にパニックになってしまって、判断を間違ってしまって。そこからくる二次被害。二次被害など、そういった災害の被害を大きくしてしまっている要因になってるっているという話を、ラジオの中でさせて頂きました。

 そういった 話を聞くと、ちょっと頭の中でそういう災害のことを、ちょっとそのイメージしておくというだけで、何もそういった備蓄までできないまでも、少しそういった災害に対しての準備になるのではないかなという風な感じは、自分自身にあったのですけれども。 それを聞いて、やはり日々の患者さんの中で、僕自身も良く思うのは、良くそのすごくお元気な方で、60歳や70歳などで、健康診断や病院にかかられたことがあまりない方がいらっしゃいます。

 そういった方は、すごくお元気なのですけれども、60歳や70歳で何か症状があって、病院に来られてですね。何十年ぶりくらいに採血をする。あるいは、検査をする。すると、検査をする度に、悪いところなどが色々と見つかってくる。そうすると、やはり自分自身では、今まですごく健康に自信があったのに、その病院に行く度に、色々なところが悪い。悪いところを、色々とバンバンバンバンと指摘をされていくうちに、すごくご自身がパニックになってしまって。どうしたら良いのかがわからない、という状況になってしまうことが良くあるのですが。

 冷静に考えてみたら、普通の60歳や70歳の方よりも、お元気な状態のことが多いですから。今まで問題が水面下でこうずっと、水面下にずっと埋まってきただけであって。それが現れたに過ぎないので、ひとまずそういった状況、嫌な状況になった時には、まずは冷静になって、自分の状態を把握していくということが重要ではないかなと思います。

 なかなかやはり、健康な自分という信じているものがあった時に、受け入れるというのは、なかなか難しいのですけれども。そういった、いきなり自分の検査結果を見ると、パニックになってしまうのですけれども。冷静になって、自分自身の状況を見てできることをしっかりと、コツコツとやっていく。そうすれば、やはり60歳や70歳の方でも、これから20年や30年間。しっかりとコントロールをしていけば、楽しい時間を過ごせるような戦略を持つことができるので。冷静にどうやって自分自身の今、できるベストなことをできるのかというのを、コツコツとやっていくということが、必要なのではないかなと思います。

 今日、僕自身は、災害のニュースを観て、やはり何か自分の思わぬこと、いつも当然だと信じていることではないことが起こった時に、パニックになって被害を助長させてしまうということが良くあるので。そういった時には、冷静になってできるだけ、なかなか冷静になりにくいのですが。冷静になって、問題をまずは捉える。やっていくということができることしかできないので、出来ることをコツコツとやっていく。被害が妨げられますし、自分の中で、一番良い状態に持っていけるのではないかなと思いました。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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