<スタッフと院長のやりとり備忘録>
スタッフ:
がんを克服するという目標と感謝に満ちた世界の関係性 を拝読して。
父親は癌で亡くなりましたが、癌だと分かってから精神面のフォローを家族でしていくのが大変でした。
うちの父は、感謝よりもむしろあの時あれをしておけば良かった…みんなは自分の気持ちなんて分からないと荒れまくっていました。
時々、患者さんでも自分の不自由さは他の人には分からないと発言される方がいますが、病気になってからそういう悲観する性格になってしまったのかもしれないな…と思う時があります。
他人に対してもそのような発言をするので、家族に対してはもっときつい口調なのかもしれないと思う時があります。
病気になった方もそうですが、身近な家族の方のフォローも大切だと感じました。
回答:
生きるということは死を意識することですが、日本の都会生活になれきって、まるで 意識してこなかったかたはそのようにパニックになるのかもしれません。
ぬるま湯につかっていると、問題を先おくり先おくりにできて、すこし嫌なことがあると、被害者のようにふるまえばなんとかなる、いまの日本の世の中、だけど、結局、人生長寿になってきているので、ごまかしがきかないということも事実です。
人生の最期は、やはり自分自身の本当の集大成なので、大切にしたいし、僕たち医療従事者としては自分たちからしっかりしたいですね。いつもありがとうございます。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘