<スタッフと院長のやりとり備忘録>
スタッフ
ブログ:ハイパーサーミア 第4の癌治療法 ハイパーサーミア林賢先生 第3回「加藤院長ががん患者なら本音のところ何を選択するか?」
– がん難民の方々のためになるようなクリニックをつくりたいとの流れから、温熱治療とであった
– 保険の適応は固形がんになっている
→ 標準治療にいかに絡んでいくかが課題
– 第4の立場としての温熱療法、それは緩和ケアに行く前として、問題のないQOLをたもったまま、できるだけ通常のワーキング・ライフを増やせるようご案内している
– 患者さんは、本人や親族がHPを見てこられる方が半数、機関病院で大きな手術や化学療法を行っている中で、Drから紹介される例が半数
– 最初の段階から、主治医が積極的に併用する提案をすることは多くはない
– 併用してリスクがなく効果がある可能性のあるものは最初から併用していきたい
- 大きな病院などでは、化学療法であれば、それ単体での成績を得たいという側面がある
– ハイパーサーミアはリスクが少ない
→もうすこし認めたもらってベースに絡んでもらってもいい治療。
– 腫瘍学的なコントロールのメリットをもってハイパーサーミアをご案内している
当院のハイパーサーミアをメディアに取り上げていただいたという院長の投稿が少し前にありました。
私自身も、少しずつですが、ハイパーサーミアについて理解が進んできています。
完治するまでいかなくても、身体的に状態の改善が感じられれば、メンタルも良い方向に改善されることは多いと思います。
生きるということは、身体的に生きているのと同時に、どのように活動(肉体的にも精神的にも)するか、できるかが大切だと思います。
身体の状態が改善されることで、少しでも生き方が改善されれば、仮に医学的なエビデンスに結びつかないとしても、意味は十分ある治療だと感じました。
回答
長期戦略であればあるほど、多くの戦術の積み重ねとなり、ある一つの戦術が、直接的に 勝敗に つながるわけではないことがおおいです。
現実的に、最終的な目標達成にむけてはかならずそのような直接勝敗につながらない戦術の積み重ねが大切になってくるとおもいますが、医療現場では、直接的に勝利に結びつく戦術のみを治療法と呼ぶきらいがあります。
そこが、結局は長期戦となるがん治療において、患者さんがとても苦しんでいるポイントになるとおもいます。
それをすこしずつうちくずしていきたいです。いつもありがとうございます。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘