こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年2月14日の日曜日です。
昨日、現実を見て生きる必要があるんじゃないですか、という話をさせていただきました。
今、僕自身の考えなんですけれども、病気になるとか、嫌な出来事が起きるとか、心の中で嫌な気持ちが起きるとか、何かフラストレーションが溜まるとか、そういったときっていうのは、現状の認識が自分自身で勘違いしてるという場合が、多いんじゃないかなという気はします。
人間の体というのは以前にも、頑張れば一時的に無理が効いてしまうということをお話させていただきました。それが積もり積もって、体に対しての疲労の借金状態になっていくんですけれども、人間って薄情ですから、借金したことを忘れてしまって、それで積もってきたものが後々になって、大きな症状とか病気とかが出たときに、なんでこんな病気出るの?というふうに、自分をすごい不幸な人間のように思われる場合が多いんですけれども、そもそもご自身がもともとお体に借金状態を作ってきたということで、ある程度現実を勘違いしてる部分があるんじゃないかなと思います。
現実を知って、それに対して生きていくと楽しいですよ。いろんなゲームをするにしても何をするにしても、ルールというのがありますので、サッカーを楽しむのであればサッカーのルールを知っている必要がありますし、ラグビーを楽しむのであればラグビーのルールを知ってる必要があって、そのルールの中ですごい勝ち負けを競いながら楽しんでいくということになっていくんですけれども、そのルールを壊してしまうと、全く楽しさがなくなってしまう。
普通に生きてれば、人間社会の中でも、それぞれルールというか自然の法則というのはありますので、そのルールを見極めてルールの中でやっていくと、本当に楽しく自然な状態で生きることができるんじゃないかなと思います。
今、子供さんの偏頭痛とか診させていただいて、すごく思うのは、そのルールがこの一世代でとても変わってきてますよ、ということが、すごい感じます。
お父さんお母さんの世代と子供たちの世代で、体を取り巻く環境というのが、携帯を始め電子機器を中心に、とても変わってきてますので、変わってるということは、やはりルールが変わってるということを意識しなきゃいけないかなと思います。
その中で、どうやってこの時代でサバイバルしていくか、それを親御さんも考えて子供に少しずつ伝えていく、それでわからなかったら専門家に聞くということを、いち早く考えて修正できた人が、多分楽しくできてるし、逆にお父さんお母さんと同じでいいや、みんなと同じでいいやと思ってると、やはりパフォーマンスを上げられないまま、なんでこんなにうまくいかないんだろう?って、ぐちぐち言って人生終わっていくっていうパターンになっていくと思うので、今ちょっと意識しなきゃいけないのは、現実としてルールがとても健康面においても、他の要素においてもそうだと思うんですけれども、非常に変わってきてるということを気づけるかどうかということが、楽しくやっていく秘訣なんじゃないかなと思いました。
昨日は、ルールをちゃんと知って現実を見るということが、非常に大切ですよというお話をさせていただいて、今日はルールが人間社会の中においては、急激に変わってきてますよ、それに気づいていますか?というお話をさせていただきました。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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