こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成27年12月21日の月曜日です。
先日から、依存状態からの脱却方法ということをお話しさせていただいてますけれども、そのためには将来を見るということ、将来の理想的な自分を想像するということ、それに対してどういう行動をしていくかということがあると思うんですが、それに対して足枷になっているのは、例えば喫煙に依存しちゃってる人が喫煙を抑圧したところで、また別のものに依存する可能性があるので。
それはなぜかというと、最初にお話しさせていただいたように、人間の基本的な心理状態、禁止されると逆にしたくなる、反動が出てくるという状態があるのかなと僕自身は感じています。
無理に喫煙を押さえつけたところで、また別の方にそういった反動を向けてしまうことがありますので、ちょっと注意しなきゃいけないんですが、そもそもタバコに依存しちゃってる状態というのは、今の抑圧的な現代社会で生きていく中で、いろんなものに抑圧されているから、結局タバコという目先の快楽に依存しちゃってるという部分が多いので、根本的にそういったタバコやご自身が依存されているものから脱却したいということをお考えであれば、抑圧されているものをひとつひとつ外していく。
社会的に抑圧されているものは基本的に外せませんので、状態的に自分自身が気持ちの中で自分を認められてない自分というのを外していくということをされると、少しずつ自分が認められていって、自分を認められてくるということは、本当の自分が少しずつわかってくることになりますので、そうすると本来の自分で生きるということは、抑圧された自分がいない状況になってくる。
そういうことで、依存状態が脱却されて理想的な生活が掴めてくるというふうに僕自身は感じています。なので、本来の自分を取り戻していくということが、自分らしい生き方になっていくのかなと思います。
小学校、中学校、高校といろんな規律があって、こういう小学生でなきゃいけない、こういう中学生でなきゃいけない、ああしなきゃいけない、こうしなきゃいけない、こうであってはダメだというような、いろんなことがあると思うんですが、そういった価値観というのは本当に自分自身がしたいものなのかどうかというのを、ある程度若いうちにというか、まあ年齢的には若い方が楽ですけれども、気づかれたときに少しずつ見直されていくということが、本来の自分自身を解放して本来の自分自身の生きたい生き方をするということが、依存状態から脱却して非常に輝いた自分自身になって、それが周りに対しての影響というのもいいような状況になってきて、みんなが幸せになっていくのかなというふうなことは感じます。
本来の自分を取り戻していくために、何を道しるべにしたらいいのか。例えば、宗教家であれば聖書だとか仏教典だとか、書物だとか教えを道しるべにして自分自身を取り戻していくのかもしれないですが、そういったことも結局規律に繋がっていって、やはり本来的な道しるべではないような気は僕自身はします。
じゃあ本当にこの世で正しいものはなんなのか、善悪とかではないにしても確かなものはなんなのかっていうこと、それを道しるべに本当の自分自身を取り戻していくということをする。
本当の道しるべっていうことに関しまして、明日お話しさせていただきたいと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
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