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罪悪感が幸せへの足かせ

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年2月27日の土曜日です。
勤務医時代から開業という形にさせていただいて、変わった点というのは、人と向き合う時間がすごく増えたなということです。もちろん自分自身と向き合う時間というのも増えましたし、朝から晩まで患者さんお一人お一人の1回の診察の時間というのは、そんなに長いわけではないんですが、継続的に何年も向き合わさせていただいて、話させていただいて、人と向き合う時間というのを1日自分自身の時間の中で、すごく多くとるようになりました。
そのときに感じること、僕自身、あるいは人が無意識に思ってしまってることというのは、年齢を重ねれば重ねるほど自分自身後悔することがあったり、あるいは失敗することがあって、人に迷惑をかけて人を傷つけてしまったり、ということが無い人はほとんどいないんじゃないかなと思います。
自分は気にしてないと思っても、やっぱり歳を重ねるごとに、迷惑をかけた、人を傷つけた、そういった罪の意識というか罪悪感みたいなものっていうのが、潜在意識の中にちょっとずつ溜まってきてる、気づかないまでもそういうことはあるのかなと思っています。
その潜在意識というか罪の意識というのは、本当いえば自分はもっともっと健康で、気持ちよくなれて日々すごく楽しく生活できる能力というか選択肢があるのに、私はそういう価値がない、自分自身の身を差し置いて人のためにこういうことをしなきゃいけない、ああいうことをしなきゃいけないといって、体に鞭を打って生活してる、仕事に自分自身の体を痛めつけて罪悪感を癒してしまってるということが、少なからず僕自身もそうでしたし、あるんじゃないかなというのは、もしかしたら僕の思い込みかもしれないですけれども、人間って人生重ねれば重ねるほど、そういった意識というのは芽生えてくるのかなと思います。
だけど、そういった意識というのは、実は最近患者さんと向き合って自分自身と向き合って、体を良くしていこう、健康にしていこう、気持ちいい毎日を生活していこうと考えたときに、そういう意識というのは実はすごい勘違いだったんだなというのを最近気づきました。
どのような勘違いだったのかなというのは、また明日お話させていただきます。今日は以上です。

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