こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年8月3日の水曜日です。
まあいろいろ行き詰まっている時に、先ずは自分に何か得てから次のステージに行こうと考えずに、先ず今の状況でできることをやっていきましょうという話を先日からさせていただいてますけども、そのことで得られることは、先ずそういうことを考えていくということが自分自身の向上につながっていくし、簡単に今の状況を打開していく中で、例えば千円必要な時にパッと千円与えられてしまったら、自分自身の向上がないまま千円を与えられてしまうので、その千円の価値というのはすぐに浪費してしまいますよというお話をさせていただきました。
で、そういった何もない状況で考えていくということの効果としては、その自分自身の成長ということが一つあるのですが。
もう一つは、僕自身が考えるのは、奇跡を呼ぶということもあるのかなというのは感じます。それは以前チャンネルSで当院に来ていただいたスポーツ生理学、スポーツ医学コンサルタントである辻秀一先生が来られた時におっしゃられたのですが、辻秀一先生がご家族でハワイに遊びに行かれた時に、ホテルの裏の海でお一人で浅瀬で遊んでたそうです。で、あまり海に入ったことなかたのですが、たまたま浅いとこだったのですが急に大きな波が来て、その大きな波に浅い海底に辻先生が打ちつけられてしまって、で首を痛めて。打ちつけられた時に医学用語で頚椎損傷というのになってしまって、海底で手足がまったく動かない状況になってしまったエピソードを伺いました。
その時に、例えば通常の僕みたいな人間であれば、まずいと思ってパニックになってバタバタして息も疲れてしまって、そのまま水飲んで呼吸ができなくて命が危なくなるという状況だと思うのですが。
辻先生はやはりその時になぜか冷静になれたようで、とりあえず沈んでしまって手足が動かない状況であっても、今できることを考えようというふうな頭になったようです。冷静にそういう状況になった時に、たまたま水の流れで体が浮いて水面に上がって口が水面から出た時に大きな声で「ヘルプ」というふうに大きな声を出した時に、近くにいたホテルの係員の方がたまたまその声を聞いたような感じがして近くにいったら辻先生を見つけて。で、そのホテルの係員の方というのも、すごくたまたま不幸中の幸いで大きな方だったので、辻先生を担ぎ出して九死に一生を得たというエピソードを伺ったのですが。
やはりそういた厳しい状況の中で、もうこれダメだと思ってしまったら奇跡を呼ぶことはできなかったかもしれないですが、その本当に全て手足も動かない状況で、危機的な状況の中で、何もないところでもできることをやろうという思考に集中した結果、そういった奇跡を呼んだというエピソードを伺って。
今の行き詰っている状況の中で、できることをやろうということに集中していくってことは、今までお話させていただいているように、一つの効用としては自分自身の成長にもつながっていきますし、もう一つは今回のようにいろんな奇跡的な状況を引き起こすということにもつながっていくんじゃないかなというふうなことを最近思いましたのでシェアさせていただきたいと思います。
今日は以上です。
相武台脳神経外科
頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 相模大野 新宿