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可能性の世界へ、人間の思考の弱点をおさえる

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
今日は平成28年9月13日の火曜日です。
まあ最近ちょっと永遠と自分自身の周りに起こる出来事というのは、本当いうと意味というのはないんですけども、その出来事がいい出来事なのか、悪い出来事なのかというのは、まあ自分自身が自分自身の器に応じて勝手に意味づけしてるに過ぎないですよという話をさせていただいて。じゃあ意味がその出来事に対して特にないのであれば、その物事の捉え方としては可能性のほうに捉えていく。ああ何か起こってしまった、俺はダメだ、絶望だ、自殺するしかないというふうにどんどんどんどん可能性を閉ざせるほうに考えていくのではなくて、ちょっと嫌なことがあったとしても、逆にこれはできるチャンスかなとか、この出来事はすごいつらいけども自分に対してこういうことを教えてくれてて、もしこういうことが分かれば自分の可能性はすごく広がるなとか。
というのを例えばつらい出来事があった時、すごい身近な人が亡くなったりとか、結婚してた方が離婚したり、あるいはその自分が信じていた人に裏切られてしまったり、何か事故にあったり、そういった一見嫌な出来事が起こった時に、もう一つ可能性としての捉え方を絶えずとる練習を、思考を作っていくと、どんどんどんどん人生は可能性の世界に広がっていきますよっていう話をさせていただきました。
で、その可能性の世界にご自身の思考を方向づけしていくために人間の思考の性質というのを分かっていくということが大切なんじゃないかなというふうに僕自身は感じているんですが、その中の話の一つとして、思考というのはマイナス方向に傾きやすいということを前回あげていただきましたし、もう一つは楽なほうに楽なほうにということも思考は傾きやすいです。そのことをよく実感できるのは、日本がバブル時代だった時とか今の時期でもそうですが、ひどく仕事を一生懸命やってお金儲けしようとお金儲けしようと毎日仕事をバンバンやってて、気づいたらお金はある程度あるけどもいろんな友達を失ったり、何の趣味もない自分自身がいたり、家族の会話が全然なかったりといって、本当は目的としては自分自身が幸せになる、家族を幸せにさせるというためにお金を儲けていた、仕事をしていた、手段としていたのかもしれないですけど、いつのまにかお金を儲けることが目的になってしまって、元来の目的である自分を幸せにすることを忘れてしまう。
結局その、本質的な目的、幸せにするとかというのは、一つ一つ頭で考えていかないといろんな状況を突破することはできないので、人間の思考というのは、やはりこれをやってれば幸せになれるというふうに思うと、その手段だけをやることに固執してしまって手段が目的になってしまうということはよくあるので、そのことは意識したいなと思います。
最初、人を助けるために医者になろうと思ったのに、医学部に入って勉強していくうちに、いろんな課題、レポートに追われていく中で、そういった課題をどんどんどんどんこなしていくと、結局は患者さんにとって本当に大切なものを提供しようと思ってたのが、自分に課される課題、論文を書くとか何か業務をやるとかということに追われてしまって、何のために医者になったのかなというのを見失ってしまうってことはよくある話で。特に人間というのはお金の話とか、先ほどの医者になってからの僕自身の経験でもそうですけども、目的と手段を混同しがちだという思考をしっかりと踏まえておくということはすごく大事なのかなと思います。
当院でも、体の声を聞き続ける、そうすれば健康への道が開けるという目的をお伝えするために、その目的に行くように体の力を抜くように意識して力を抜くという時間を5分、10分家でとりましょう。その手段として指を揉んだり肩を回したりというのをお伝えさせていただいてますけども、毎日ずっと指揉みやってますかということを聞いていくうちに、ほとんどの方が指揉みをやること自体が目的になってしまって、何のためにやっていたのか、何のためにそれをしているのかというのを忘れてしまうことがあるので、そうすると指揉みというのは体の力を抜く、体の感覚をとっていく、ゆっくりやる、体を細かく感じていくということを徐々に徐々に深めていく作業ですので、見た目同じようなことをしているにしても、力を抜いていくという目的にはまったく到達できてないことが特に体の力を抜いていく作業の場合には多いので。その目的と手段というのをすごく混同しやすいなというのは日々の診療の中で感じますし、どういうふうにお伝えできたらなというのを日々試行錯誤しているっていう段階ではあります。
僕自身がお伝えさせていただきたいのは、そういった可能性の世界に自分自身の思考の向きを向けていく中で、自分の思考を取り扱う中で、思考の自分の考え方の能力の弱点というのをある程度踏まえておくと、こういう落とし穴に入りやすいなとか、そういうことが分かりますので、特にそのことに関して押さえておいていただけたならと思いまして今日お伝えさせていただきました。
今日は以上です。

相武台脳神経外科
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