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寄付でなく、お金を使って、世界に「愛」を示す方法。

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成28年12月17日の土曜日です。
今日は、実は休診にさせていただきまして、僕の一番苦手なお金の動かし方の勉強、資金運用の勉強、あるいは投資の勉強というのを、経営者としてとても大切なことだと、自分自身の中で今大事なことだと思いましたので、その勉強会というかゲームイベントに行ってきました。あるゲームを通して、投資の仕方とか、その中での気持ちの動きとか、気持ちの動きからどういう結果が出るかっていうのを体験するっていうイベントだったんですけれども、色んなテーブルにわかれて、ひとつのゲームを二人一組でやって、最終的に制限時間内でお金が貯まった人、あるいは貯まらなかった人というのを見ていくと、ひとつの大きな傾向がはっきりとわかれてまして、ひとつは、バブルの時期があったり、すごい不況の時期があったり厳しい時期はあるんですけども、その中でおいしい話があったり色々ある中で、おいしい話だとか自分の欲とか、そういうのに踊らされてしまって、投資をしてる、お金を動かしてる人はうまくいってなかったですし、逆にしっかり自分のポリシーを持って、時代の流れを読んで淡々と計画通りにやっていった人というのはうまくいったという傾向がありました。
お金に振り回されて投資をする、お金が多くなったから投資をする、状況に振り回されて投資をする、自分の気持ちだとか欲に振り回されて投資をするという人は、確実に結果としてうまくいかなくて、自分の価値観をしっかり持って、それにそってどんなにおいしい話があっても、ブレずにこつこつとしっかりやっていくという人は、うまくいったということがあって、そのときすごく体感したんですが、長期的に見て投資というのは、自分の価値観の表現だなというのをすごく感じました。
当院も、お金をどう動かしていくかということが、これから当院の価値観の意思表示になっていくんだと思うんですが、当院では経営してるお金の中で、特に未来への投資という部分は多くしています。
それは職員研修への投資であったり、今すぐには利益に繋がらないけれども、これから大切な関係にしていきたい関係業者との投資であったり、といった意味で目先のことではなくて、ある程度将来のことに対してしっかり投資していってるという部分では、今までやってきたことは間違ってなかったなというところはあって、僕自身が勤務医になったときには、そういった話はなかったんですが、やっぱり自営業で独り立ちしてたときには色んな話がきますので、そういった話にひとつひとつ、やっぱり揺れ動く自分自身の心があったので、そういったところにはポリシーを持って、軸を持って、コツコツコツコツ時代を読んで、今動くべきときなのか待つべきときなのかというのを、はっきりさせながらやっていくということが、今後大事なのかなと思いました。
お金というと、何かすごく嫌悪感を感じてしまうという方がいるんですが、その嫌悪感を感じてる時点で、お金そのものに価値を見出しちゃってお金が何よりも大事ってなっちゃうから嫌悪感を感じるわけで、自分の価値観があってその価値観を体現するためにお金を利用してるというふうに考えていけば、お金というのは大切な手段で武器でありますので、きちんと勉強していくということは必要だったと思いますけれども、僕自身今まで40年近く生きてきて、あまりお金に対して今までいいイメージがなくて、逆に苦労してきたというところもあるので、次の世代の人たちとか若い人たちや子供の方は、小さい頃からきちんとお金に対しての勉強というのは、しといた方がいいのかなっていうふうに感じました。
お金をちゃんと持ってる人が、自分自身は何を大切にしてるのかっていう、大切にしてるものにしっかり投資をしていくということが、社会に対しての貢献になっていくと思うし、そういう価値観が浸透してくれば、年齢が経って日本の中で貯金してる額がべらぼうに多くて、銀行にお金が滞っているという状態が減ってくるのかなというふうに思いました。
僕自身は今までお金に対してすごく嫌悪感があったんですけれども、やっぱりきちんと、何で嫌悪感を感じていたのかっていうのは今日わかりましたし、投資というのは自分自身の価値観の体現ですから、きちんと勉強してお金を手段としてきちんと動かしていくということが、社会の貢献になるということを今日あらためて感じましたのでシェアさせていただきました。今日は以上です。

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