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体が喜ぶことを選択する方法

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年1月23日の月曜日です。
先日ケーキはおいしいけど虫歯になるから一生食べないっていう人はいないというお話しをさせていただきました。
体にとっていいものと悪いものがあって、体にとって悪いことを全部排除してしまうと生きていけないし楽しくないですし、生きてく中で生活していく中で、自分の体にとっていいものなのか、あるいは体にとって負担になってるものなのか、そのリスクというのをちゃんと抑えるということが、必要なんじゃないかなということを話させていただいたんですけれども、いいものと悪いものというのは、どういうふうに区別していけばいいのかということですが、ある程度意識して情報を取り入れるということは重要ですけども、体にとっていいことか体にとって悪いことかというと、あんまり世の中の情報に振り回されすぎると迷路にはまっちゃうことがあるので、特に体にとっていいですよと言っている世の中の情報というのは、背景として何かを売りたいとか、お金が絡んでる場合があって、ということは、純粋に体にとっていいというよりも、その商品を販売したいからそういうふうにプロモーションしてるという部分もあるので、それはテレビの情報も特にそうだと思うんですけれども、ある程度情報を仕入れるということは重要ですけれども、それに盲信してしまうと、そればかりを信じてしまうと迷路にはまっちゃうということになります。
じゃあ僕自身はどうしてるかというと、ベースとしては自分の感覚を大切にするようにしています。
例えば、化学繊維の服を着たときに、肌が痒くなっちゃったり気持ち悪かったら、やっぱりそれはちょっと体にとって負担になってるのかなと感じますし、防腐剤とか多い食材を食べたときに、ちょっと気持ち悪いなと思ったら、おいしくないなと思ったら、体に悪いなというふうに思うようにしています。
ただ人間の感覚って、健康状態のレベルで間違った感覚を、麻痺してる感覚を頭に伝えちゃうことがあるので、特に僕自身すごく研修時代とか、学生時代不健康だったときは、ファーストフードのハンバーガーとか食べたときに、食べ終わってからすごく眠くなるという現象ありましたけれども、食べたときにおいしいなというふうな、また食べたいなという感覚はありました。
ただやはり健康に気をつけるようになって、体の状態が良くなってくると、受け付けないなという感じになってきて、食べ終わったあとの眠さというのは、体にとってすごく負担になってたんだなというふうなフィードバックができるんですが、体の感覚を通していいものか悪いものかというのを見ていく際に、当院のメッセージとして強く言っている、体の声を聞くというわけじゃなくて、体の声を聞き続けるというスタンスが、姿勢が大事だと思います。
自分自身の感覚で麻痺してる部分があるかもしれないというふうに思って、これでいいのかな?というふうに、体の声を聞き続ける。
そうすると、体にとっていいこと悪いことというのが、だんだんわかってくる。
それは、真剣に聞く必要ないんですけれども、色々生活していく中で心の片隅に置いて、ちょっと感じてみるということが必要じゃないかなというふうに僕自身は思います。
ただそれは、話をすればわかったような気になるかもしれないですけど、実践していくには、雲をつかむような形であって、結局何をすればいいのかなということがわからないんですが、僕自身は体の声を聞き続けるということをしつつ、最終的にどの方向に行けばいいのかという、最終地点というのは理論として一応今の自分の中で、頭の中で知識としてこういうふうな形が理想的なんじゃないかなというのは、今の自分自身の持論として持ってます。その持論の方向に感覚があってるか、ないかというのを擦り合わせていくということ。
いわば、船を動かしてる中で、北極星という星が北を向いているのなら、北極星を指標に航路をとってはいるんですが、その中で普段の船の操縦に関しては、風の向きとか太陽の出方とか、あるいは島の位置とか地図を、船をこぎながら、色んな触れるものを感じながら航路を進んでいく中で、最終的には一番遠くの指標としては、北極星を意識してるという感覚です。
その北極星となるべき、僕自身の持論は何か。何を礎に自分の感覚を感じ続けているのかということを、また明日お話しさせていただきたいと思います。今日は以上です。

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