こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月4日の土曜日です。
当院で治療家の卵の方とかが何人かいらっしゃるんですが、その中でうまくいった人といかなかった人がいて、その共通点として何があるのかなというふうに考えたときに、先日お話させていただいて、いい人っていうのはなかなか独立したときに、うまくいかないことが多いということをお話させていただきました。
その理由としましては、いい人というのは、結局相手の要求を聞いてばかりなので、自分自身の方向性がない場合が多くて、そうすることで自分自身の色が出せないので、別にその人に治療してもらわなくてもいいやっていう感じに、患者さんからするとなるわけで。
うまくいくというのは、自分自身の方向性をしっかりもっていく、患者さんから何か自分の方向性に合わないことを要求されたときに、きちんと違うということを毅然とした態度で言えるということが、独立していく上ですごい大切だと僕自身は個人的に感じています。
その中で、方向性というのはどういうことかというと、言葉を変えると自分の中での根幹というか芯みたいなところになってくるんだと思うんですけれども、僕自身も医者として今現実的には何かを直接的に治してるというわけじゃないですけれども、お話させていただきながら、生活習慣の改善を図りながら、全体的な健康への考え方に関わっていただける患者さんにいい影響を与えることができればなというふうにしていて、僕自身も治療家といえば治療家で、その道の半ばだと感じていて、その中で今までやってきてこれからの方向性どういうふうにやっていけばいいのかなというのを表にしてみたんですが、治療家への道というふうにあるんですけれども、結局は自分自身の根幹を作っていく道でもあるような気はします。芯を作っていく。
治療家になるためには、自分は健康じゃなきゃいけないので、方向性を見出していくのに、もちろんそれぞれの専門の学校に通うということは重要ですけれども、その前提として自分自身の環境だったり肉体だったり精神状態を整えていく。
そうしていくことで、芯というのを少しずつ感じてくるので、そして現場に立つことで現実とか同じスタッフだとか患者さんと真剣勝負で接する中で、芯が揉まれて強くなっていくと。じょじょにそういった芯を整えて作っていくという状況ができてきて、その中でやっぱり現実は厳しくて芯をどんどん強くしていこうとしたときに、今まで自分で思ってた信念というのが、間違ってたということを受け入れる必要がある時期というのも来たりしますし、すごく勇気がいる状況に飛び込まなきゃいけないこと、勝負にでなきゃいけないことがあったりするので、もう駄目かな、もう辞めちゃおうかなと思うことも何度かくると思うんですけれども、現実的に自立していくと。
だけども、結局最後までうまくやっていくためには、よく言われるのが、最近英語でいうとGRITと言ってやり抜く力ということを、よくうちのクリニックでお話を伺ってる遠藤晃さんという経営コンサルタントの方から、その言葉をいただいたんですが、GRITという言葉、やり抜くというのが後押しして、最終的には芯がどんどん太くなっていく状況になっていくのだと思います。
その過程で、だんだん独立していくと、やっぱり独りよがりになってくるので、僕はどういうふうに戒めてるかっていうことを、また明日お話させていただきたいと思います。今日は以上です。
相武台脳神経外科
頭痛 めまい 耳鳴り 厚木 海老名 町田 相模大野 新宿