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抗癌剤が「的はずれ」な理由を少しずつ紐解く3

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年3月10日の金曜日です。
先日から、抗がん剤が効きにくいという理由を少しずつ考えていってますけれども、最大の効きにくくしてる理由というのが、他の薬品と違って、癌細胞というのが自分の体から出たものであって、異物ではないということが一番大きな理由で、敵と味方がわかりにくいというところが、あるんじゃないかなというふうに考えています。
現時点で抗がん剤は、細胞を殺す殺細胞薬というのと分子の標的を作って分子標的薬というのが、2つありますけれども、まず細胞を殺す殺細胞薬に関して考えていきます。
やはり攻撃を行なっていく上では、味方と敵がいたときに、味方を殺していくとどんどん自分自身が弱っていくので、なんとかして敵と味方というのを区別していくということが重要なんですけれども、今までの抗がん剤がどうやって敵と味方を区別していたかというのはポイントがあって、その違いに目をつけてやつけにいくんですけれども、正常細胞と抗がん剤の大きな違いはどこかというと、ひとつはここです。
活発に細胞分裂を行なっている点というのがありますけれども、癌細胞というのは正常細胞に比べて、どんどん分裂が早いので細胞増殖を行なっているということなので、そういった分裂に対しての機能をターゲットにすると、癌細胞をやつけるんじゃないかという前提で作られているのが抗がん剤です。
その辺りを、明日もう少し詳しくお話させていただきたいと思います。

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