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状況が好転化する人としない人の思考回路の決定的な違い

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こんにちは、相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は平成29年5月20日の土曜日です。
診察室で患者さんとお話させていただく中で、なかなか頭痛が治らないなとか、体調がよくならないなっていう方がいたりして、生活習慣を聞くと、子供の世話が大変だったり、お仕事昼間働いて夜も働いて睡眠時間も少なかったり、親の介護があって自分の自宅から親のところまで通ったりして、すごい辛い状況が続いていると。
側から見ると、それだけ激しい生活をしていると、もちろんそういった体が悪くなるのは当然だと思って、それはそうだろうなというのは医者じゃなくともわかると思うんですけれども、もちろんそれをずっと続けてると、やっぱり体の状態というのは破綻しますので、どこかの段階で病気になるというのは、ご本人も側から見てる僕自身もわかってらっしゃるんですけれども、それを僕自身が言うと耳が痛い感じになってしまうんですが、ただそういう厳しい状況の中でも、なんとか自分自身の体を維持して乗り切っていかれるという方もいて、そういうふうにしていくにはどうするかっていうのを考えていくのが、僕の診察室での役割だと思うんですが、どんな厳しい状況でも必ず生きていく中では、やっぱり打開策があると思うんですが、その打開策を探そうとするのか、それとも今の状況に対して何も動こうとしないのかっていうのが、言葉で言えば何が違うのかっていうと、今の状況を続けていけば必ず病気になるような激しい環境でいて、それで放っといて続けていく人と、ちゃんと少しでも体勢を立て直してやろうという人と、現状の状況をお二人とも見てはいるんですが、何が違うかというと言葉でいえば、認識はお二人ともしてるんだけど自覚してない。
その環境をずっと続けていくと病気になるっていうことを自覚する。自覚というのはどういうことかというと、自分ごととして捉える。自分の人生として捉える。何か自分の主体的な人生じゃなくて、させられるがままの奴隷のような状態になってると、対策を立てようとしなくなってくる。
現実的に第三者から見ると、いろいろやり方はあるんじゃないかなと思うことでも「もういいや」と思って、対策を立てなくてどんどんどんどん悪い状況が悪化して最終的には病気になっちゃう。
それは何が違うか。お二人とも状況はわかっているんだけど自覚してない、認識してるんだけど自覚してない。認識と自覚ということを明確に区別しなきゃいけないと思います。
今の症状が出るような、頭痛とか腹痛とか耳鳴りとか出るような状況を自覚することによって、その症状は改善していくことができますので、自覚というのは自分ごととして捉えて、治ればいいなではなくて、治そうという主体的な意思を持つことによって、その症状が治るような情報を自分の中で少しずつ受け取ることができて、その情報を受け取ることができたらそれを行動に繋げていくと、習慣が変わってきて体質が変わってくるっていうふうな、自分自身の人生に取り戻されてくるというふうになってくるので、特に悪い状況、うまくいく方と状況がよくなっていく方とそのままな方の大きな違いは、その状況を頭の中で認識はお二人ともしてるんですけども自覚してない。
別の言葉でいうと、自分ごととして捉えてないっていうことが大きな違いとなってくるので、わかってるよ!じゃなくて本当に自分ごととして自覚できてるかどうかっていうのを見直されてみると、状況打開に繋がってくるのかなという気がしましたので今日シェアさせていただきました。今日は以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、相模原、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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