こんにちは。相武台脳神経科の加藤貴弘です。今日は平成29年9月22日金曜日です。
昨日,身体との向き合い方とか患者さんを例に取りまして、今まで自分の受け方間違っていたんだな、こうだったんだなという風に、わかってしまうということは危険ですよっという話をさせて頂いて、自分の頭でわかるということは、どこまでもある程度ちょっと浅はかな部分があるので、ちょっとやっぱり分からないところがあるけれど、わかろうとし続けてますよという風な態度で、向き合っていくということが大事ですよという話を、大事じゃないかなということを話しさせていただきました。
わかろうとする時に、脳で言えば色々と考えていく中で、表面的に考えるところと、普段使っていない脳の部分で施工を使っていくってということと、思考の状態というのが階層的になっている感じがします。普段、使っているところって、能の中で本当に数パーセントと言われているので、非常に脳というのはエネルギーを使いますので、いきなり多くの部分を使うとすごく疲れちゃいますから。普段、使用するのは、数パーセントのところ。ただ、大事なことを考える時には、もっと多くのところを活用して考えていったほうが、結論としては、自分にとってはメリットがある結論が出てくるんだと思います。
そういった表面的な思考だけではなくて、その深い部分の思考を活用していくためには、どういうことがいいのかなというのは、最近僕自身が考えているのは、昔、小さい頃にアニメで一休さんというアニメーションを楽しく見ていたんですけれども。一休さんは、何か大変なことにあって難題に合うと、色々と解決策を考えるんですが、その解決策を考える時に、何を一休さんがするのかって言うと、座って目を閉じて座禅の格好をして考える。あれはあれでしばらく考えて、わかったという風にやって解決していくんですけれども、あの考え方というのは、普段、表面的に考えているだけではなくて、普段、使っていない脳を考える方法かなと思って。それはちょっと、潜在的な思考の部分。潜在的な意識の部分にアプローチしていく。
僕達がどんな風にやればいいのかと言うと、絶えず考えて行く時に、普段から自分で言葉として絶えず質問を投げかけていくということ。それはすぐに答えを求めずに、絶えず自分自身に合う時に、何であんなことをしてしまったのかなというのは、漠然とした質問なんですけれども。どういうことをするべきだったのかとか、どういう選択肢があったのかとか。また、これからやっていく中で、何が最善の策なのかなとか。
例えば、新しい子供さんとかができた時に、どういう名前をつけようかなというのを、すぐに頭で考えてもいいと思うんですけれども、産まれそうな時から、妊娠が分かった時、性別がわかった時から、絶えず自分自身に質問を投げかけていると、ある時、ふっと降りてくるという人もいますけれども、ふっと自分自身、ひらめきが出てくる。これは、表面的な思考の部分だけではなくて、潜在的な意識的な思考部分を活用して、普段脳を使っているスーパーセット部分以外の脳を活用した結果、出てくる思考だと思うので。それは、自分にとって凄くメリットがある答えであることが多いと思います。
僕自身は、絶えずそういう風なことを、質問を自分自身にしていくと、今後どういう風な、色々と何か決断を迫られた時に、どうしようかなと言う風な解決策をしようかなということを考えた時に、絶えずそれを考え続けていると、無理に考え出そうとしないんですけれども、座禅とかそういう瞑想状態に入ってる時に、ふっと思い浮かぶことが多いので。その時に、書き留められれば良いんですけれども、ただ、その座禅の時、集中していると、書き留める行為っていうのはなかなか、自分の中でしようとしなくて。電話が終わった後も、忘れちゃうということも時々ありますけれども。
そういった、表面的な思考とか意識で考えると言うだけではなくて、自分自身の潜在的な部分とか、脳に使っていない90%以上のところを活用していくためには、絶えず質問をし続けると言うことが、そうすることによって、脳が知らない間に質問に対して、考え続けてくれているところがあると、僕自身は感覚として思うので。そういったところを活用していくと、良いのかなという風に思います。
過去の事を悔やんだりすることがあると思うんですが、例えば過去のことを悔やんだりなにかフラッシュバックで、あぁ嫌だなとか思って悔やんだりをしても、解決は何もしないんですけれども。過去の出来事というのは、意味づけとか捉え方というのは、自分自身でいくらでもできると思うんですが。それに対しての、頭で嫌だなとかを思っているだけであれば、嫌なものを見続けてるだけなんで。
悪いイメージをずっとしているだけで、何の進歩もないんですが。ただ、その過去の悪い経験に対して、何であんなことをしてしまったのかなとか、自分にとってはどういう意味があるのかなとか。質問形式で自分自身に、嫌なことを投げかけていくというか、潜在意識の部分とか自分自身に投げかける練習をしていくと、本当に自分自身が嫌だった過去とか、自分自身のコンプレックスもそうですけれども。それが、良い意味での捉え方というのは、自分の潜在意識がひためいてくることが、徐々に出来るのでおすすめではあります。
一番にやっちゃいけないのは、質問をしないで、ただ嫌な部分を嫌な感情だけで見ていく。フラッシュバックのように見ていくというのは、自分自身にダメージを与えて、それが増幅していくだけなので。本当に前向きに、自分自身のイメージ、過去のイメージだったり、自分自身のコンプレックスだったりというのを、前向きなイメージで捉え様とするのであれば、表面的な自分の思考だけではなくて、そういった潜在的な所というのも活用しながら、自分自身の意味づけや捉え方なので、自分が嫌だなと思うことも捉え方というか、自分がその器を変えれば、立っている位置が変われば、すごい宝物になることが多いので。そういった意味で、表面的な自分の浅はかな部分で考えるだけではなくて、深いところでの思考も活用していく、発動させていくと、自分にとってすごく得になるんじゃないかなということがありましたので。特にその言葉として、そういった潜在意識に質問をしていくということが、僕自身は大事ではないのかなと思いましたので、今日はシェアさせて頂きました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
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