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channel S 第一回さかもとはるゆきさん 1

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《 加 》 こんにちは。相武台脳神経科の加藤貴弘と言います。当クリニックは、患者さん、あるいは当クリニックに関わって頂ける方に、一つのメッセージをお伝えするという事を大きな目標や目的とさせて頂きます。 そのメッセージとは、体の声を聞き続ける。そうすれば、健康の獲得への道は開けるという、単純なメッセージなんですけれども。

 一口に、体の声を聞き続けるという日本語は簡単ですけれど、なかなか少し難しくて。最初に、当クリニックに来て頂ける患者さんは、やはり症状とか、頭痛とかめまいとかの症状がある訳で、私としても初対面ですし。という事で、少なからず緊張がある中で、そのメッセージを伝えようとしても、やはりなかなか難しい所があって。体の声を聞くというのは、ある部分、力を抜いてリラックスしていくとしやすくなるので。いつも、色々な角度を変えて、皆さんにお伝えさせて頂いてはいるのですが。今回は、出来るだけ楽しさという要素を入れて、日常診療から離れて色々な事に繋がるエキスパートな方にインタビューさせて頂くという企画をさせて頂きました。

 第一回目は、坂本はるゆき先生にお話しを伺いたいと思います。はるゆき先生は、太極拳の世界大会のメダリストとして、太極拳の世界のエキスパートとして、色々とご指導されている方です。楽しんで、坂本先生の話を聞いて頂ければと思います。よろしくお願いいたします。

《 坂 》 よろしくお願いします。

《 加 》 まず、坂本先生の、今、中心的にされている自己紹介をお願いします。

《 坂 》 まず、僕がやっている事と言いますと、太極拳の指導をやっています。横浜で5教室。それとですね、同じく横浜でマッサージサロンを運営していますね。それの関連で、経営者さんの健康を通じたコンサルティングと、サージセラピストさんとか、サロン運営やスクール運営をされている方の、コーチングやコンサルティングというのを行っています。

《 加 》 経営者の方にそういうことされるというのは、入りやすい用途があるのですか?

《 坂 》 たまたまなんですけれども、僕はもともと太極拳を一番初めに、大学生の頃に始めたんですけれども。その頃の僕は身体が弱くてですね。運動神経も鈍くて、気力も体力もありませんといった感じだったんですけれども。

《 加 》 想像がつかないですね。

《 坂 》 はい。で、たまたまその友達に太極拳の道場に連れていかれまして、もう運動は諦めていたので、興味が無かったんですけれども。行ったらですね、先程少しやって頂きましたけれども、太極拳が凄く美しかったんですね。お~、凄い綺麗だなと思いまして。で、それで興味を持ったんですね。その時に、今の私の師匠が、「あなたはですね、人よりも早く上手くなれる。」と、おっしゃったんですよ。

《 加 》 え、いきなりですか?

《 坂 》 はい。いきなりだったんですよ。で、太極拳というのはですね、力を使わないというのが基本なんですね。で、運動神経の良い人とか、身体の大きな人とか体力のある人は、その力を一回捨て外さなといけないけれど。あなたは初めから無いから。あなたは絶対上手くなると、言われたんですね。で、他の人が聞いたら、何を言っているんだと思うんですけれども。僕は、自分の体力が無いとか、身体が自分のマイナスだったんですよ。それがプラスになると言われて、ピッと頭の中のスイッチが切れたんです。

 それで、練習をし始めた訳ですね。3ヵ月ぐらいしたら、本当に重だるくてすぐにアザができる身体だったんですけれども、全然アザが出来なくなったんです。気が付いたら。しかも、身体が軽く動くようになった。段々、段々、人に教えるような立場になってきたんですね。今年で、31年練習しているんですけれども。やはり、小学校や中学校ぐらいの自分に、去年ですね、世界大会というのがあって、そこで三つメダルを取ってきたですが。

《 加 》 世界大会でメダルって凄いですね。

《 坂 》 ちょっと凄いでしょう。多分、子供の頃の自分がですね、何年後かに自分がそうなるなんて言っても絶対に信じなかったと思うんですね。

《 加 》 僕なんか、太極拳って名前しか聞いたことがなくて、中国の公園でやっているラジオ体操みたいなイメージしか無かったんですけれども。以前に、坂本先生が教えて頂いた時には、中国拳法の中の二大流派の一つ?

《 坂 》 カンフーが、少林拳と太極拳みたいになって。筋肉を使う拳法と柔らかくする拳法で、太極拳がその代表みたいです。

《 加 》 初めて先程、太極拳をさせて頂いたんですけれども、凄い気持ちが良くて、しかも、太極拳が護身術になるとは全然知らなくて。凄くちょっとやってみたいと思いました。

《 坂 》 ありがとうございます。そこが、その体とか人間の持っているパフォーマンスアップに興味を持つきっかけだったんですね。で、会社に勤めたんですけれども、そこだけじゃきかなくなりまして。自分は練習をしていたんですけれども、ちょうどですね、4年くらい経った時に、父親が亡くなったんですね。癌になりまして。父親は、ちょうど凄く忙しくて、ある会社の重役をやっていたんですけれども、ちょっと不祥事がありまして。内外で山本に立っていたんですね。見ていると疲れているのが分かるので、自分で太極拳でもやりなよと言ったんですけれどもやらずに。結局、癌を発症してしまって、亡くなってしまったんですね。

 その時に、自分で身体を動かすだけでは無くて、何か人にやってあげられないとダメだと思いまして、それで整体を始めたんですね。整体師になったんですけれど、学校卒業してすぐ独立したんですね、整体師として。なかなかですね、ビジネスが難しくて。どうやってこうお客様を集めて良いか分からない。という事で、ビジネスセミナーに通い始めたんです。

 そうすると、色々な経営者さんがいらっしゃいますよね。そうすると、うちの父親とダブるんですよ。上手くいっている人程、一生懸命働いていてもう体は気にしていない方が多いんですよね。で、ちょっと久々にお会いしたい方で、なんか足をびっこを引いている方がいて、「どうしたんですか足?」と、聞いたんですけれども、ご本人は自覚が無いんです。「全然、なんとも無いですよ。」と、言っていて。で、それから一か月後にその方が、亡くなったって連絡があって。で、結構2、3例、そういう事があったんですね。

 そういうのを見ていると、足をびっこを引いていた時に、相当疲れが溜まっていて、その疲れに気が付いて、何かご自分でケアをしたら絶対に亡くなってしまうような事は無かったんじゃないかという事なんですね。しかも、その事業が上手くいかなくなって病気になるとかでは無いんですよ。上手くいっていて、たぶん楽しくやっていらっしゃるのに、でも、身体は悲鳴をあげている。

《 加 》維持期ですね。

《 坂 》 はい。維持期であるからこそ、身体の痛みに気付かないんですね。で、そういうのを見ていて、段々と健康のご相談に乗っているうちに、そうすると経営者さんって、体だけで生きていないので、事業と一緒に生きていらっしゃるので。体のあり方が事業に現れたり、事業のあり方が体に現れたりするんですね。あるいは、従業員とか家族の方に、経営者さんの体のあり方が反映や投影してしまったりするので。そういう事をご相談に乗っているうちに、段々とコンサルタントといても、経営そのものというよりも、体から見た経営とか。

《 加 》繋がっているんですね。

《 坂 》 繋がっていますね。そういう形で、今は色々とたっていますけれども。

《 加 》体の管理と会社の管理と。

《 坂 》 そうですね。はい。

《 加 》整体師さんの免許を取られてから、すぐって出来るもんなんですか?

《 坂 》 いや、普通はですね、どこかの先生に弟子入りしてなんですけれど。僕は、ちょっとその頃生意気だったんですね。で、整体師でありながら、人の体は触るんですけれど、自分の体を、例え先生でも触られるのが嫌だったんです。というのは、太極拳で自分の体を管理して作り上げていて、ちゃんとバランスも取っていますし。触られたくなかったんです。

《 加 》分かります。

《 坂 》 で、整体の時は、そうだったんですけれども。1回、天気がありまして。太極拳のお弟子さんが、ちょうど僕がその頃ですね。横須賀の米軍基地で太極拳をしていたんですけれども。マリーンの方が、いらっしゃるんですね。一人の方が休暇でアメリカに帰って戻ってきた時に、ボディワークといって。ボディワークというのは、マッサージの総称なんですけれどもね。で、坂本先生受けてくれと言うんです。

《 加 》それは、海軍の方がですか?海軍の方が施術をする?

《 坂 》 そうです。自分が帰って習ってきたので、練習をさせてくれと。固く断ったんですけれども、いや、お前に触られたくないと思ったんですけれども、本当にしつこかった。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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