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「調子が悪くなったのは、やっぱりストレスのせいですか?」(頭痛 めまい 耳鳴り 小田急線)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。平成27年の6月12日の金曜日です。今日、診察をさせて頂いて、ちょっと患者さんの言葉で気になったことがあったのですけれども。今まであまり頭痛が無かったのに、酷い頭痛に見舞われたり、ちょっと一過性脳虚血発作になったり、めまいがしたりと。急になんか体調が悪くなるという方がいます。

 そういった方のきっかけとして、なんか精神的にショックな出来事がいっぱいあったり、絶えず日常的に嫌なストレスというのがお仕事中にあったりということがあって。患者さんの言葉から言うと、私が今、体調が急に悪くなったのは、周りのストレスのせいですかねという話を伺います。

 だけれども、身体と向き合っていく上で非常に重要なのは、なんか今の状況が悪い原因を間違えないということが重要です。今の状況が悪い原因というのを、改善可能なものにしていくと、今の状況が良くなっていきますし。今の状況が悪い原因を、自分の手に届けることができない。どうすることもできないということに原因を持って行ってしまうと、全然その状況が改善されないので。

 ある程度、そういったちょっと調子が悪くなって。すごい辛い状況にあった時に、今の状況は何のせいだという。何のせいだという状況や、責任や原因を向けるご自身の気持ちの方向性とか思考の方向性を、特に注意する必要があるのかなと思います。

 例えば、50代や60代で今の状況があって、その患者さんにちょっとお話しをさせて頂くのですけれども。能力や環境はそのままで、例えば、体力とか身体の状態が、15年前にもし戻ったとしたら、同じようなストレスを受けて、同じような症状になったのでしょうかというお話をします。

 例えば、15年前の若い元気な状態であれば、同じようなストレスを受けて、今回みたいに一過性脳虚血発作になったり、酷い頭痛に見舞われることは、もしかしたらなかった可能性が高いです。それはどういうことかと言うと、やはりその身体の状態がよければ、今の状態でストレスを受けても、症状は出なかった。病気にはならなかったということで。

 ご自身が今の現実からどう捉えれば良いのかというと、このストレスぐらいで調子が悪くなるぐらいの、ご自身の健康状態だったんだという風なイメージで捉えて頂ければなと。そうすれば、こういうストレスも全然、耐えられるような身体の状態。良い状態にしていこうという気持ちになりますので、逆に今の状態、悪いのはストレスのせいだと言ってしまうと、もう全然改善されていきませんので。ちょっとその気持ちの方向性という、ストレスを受ける方向性というのを変えていくと、状況はかなり変わってくるのではないかなと思います。

 今、状況が悪くても、ご自身の身体の状態がもし良ければ、こういった症状や病気にはならなかった理由で。ということは、これからご自身の身体の状態を、そういうストレスとか、厳しい状況に頼るような身体の状態に、少しずつ少しずつしていきましょうということを、診察室ではお話しをさせて頂いています。

 今日は、今の状況が悪い、身体の調子が悪くなった時に、その責任をどこに求めるのかによって、今後の状況や転換の仕方、全く変わっていきますよといったお話しでした。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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