こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の3月27日の金曜日です。僕自身、その人間の身体を良くしていこうとする上で、すごくシンプルに一つの事を考えています。それは、滞りをなくすということです。
冬の寒い時期に、狭い部屋で多くの人が詰め込まれて、寒いので窓を開けないで換気をしないで、そんな中でタバコを吸っていたり、変な空気が充満したりしていると、入った瞬間にすごい汚い空気たなと。息吸いたくないなぁと思ってしまいます。
けれども、そういう部屋でも、窓を開けて換気すると、すごい気持ちが良い空気が入ってきて、息がしやすくなります。人間の身体も一つ一つの細胞を、60兆もの細胞が、一瞬一瞬そう生きていますから。その瞬間ごとに、やはり老廃物が出て行きます。
そこで、やはりその身体の流れ、リンパの流れや血液の流れが悪くなってくると、その老廃物がそこに滞るということになってしまいますので、滞るだけではなくて、その老廃物が周囲に影響を与えたりしますので。その流れを作っていくというのは、ひとつ大切にさせて頂いています。
そして、良くイメージとして流れがあるのは、血液の流れですけれども。血液というのは、心臓から血液が発せられて、身体中に行き渡る毛細血管になって、また静脈として戻ってくる。そういったことを考えていくと、一番辺境の地というのは、身体の端っこの部分です。
指先、手の指先だったり足の指先だったり。あるいは、顔だったりします。今、当院で指揉みをしましょう。足の指揉みをましょうという、話をさせて頂いていますけれども。その意味としては、まず第一には意識して力を抜くということで、ご説明させて頂いていますが。
もう一つ物理的な意味としましては、心臓から一番遠い辺境の地を刺激することで、血液の流れを良くしていくという意味合いを込めています。そのことで流れができてくると、身体に溜った老廃物が流れていって、滞りがなくなっていきますから。そういった意味でも、症状の緩和に繋がるのではないかなと。
それを、少しずつ少しずつ毎日、行っていきましょうというのが、僕たちの考え方です。特に辺境の地を刺激することで、心臓との中で巡りを付けていきましょうという話でした。治療の基本的な考え方として、滞りをなくすというイメージが、頭の中にあるということをお伝えしました。今日は、以上です。
相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘