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医療なんて超越してしまう言葉「はなちゃんのみそ汁」撮影現場より(小田急線 神奈川 頭痛 がん 相模大野 厚木 町田)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の4月4日の日曜日です。今日は休診日ですが、スタッフとともに、当院が製作委員会で協力をさせて頂いています。映画、「 はなちゃんのみそ汁 」の撮影現場にお伺いしました。

 今日は、相模原市でのクライマックスのコンサートシーンの撮影でした。そこで、主演の広末さんのセリフや歌声を見学させて頂いている中で、やはり末期がんという重病になって、何が重要かと言うと、やはりそういった状況において。例えば、良い医療を受けるとか。良い手術を受けるとか。西洋医学が良いとか、東洋医学が良いとか。代替医療で、こんな治療法が良いとか。

 基本的には、そう言った治療は何をすれば良いのかというのは、二の次なんだなというのは、今日はすごく改めて感じました。そして、やはり厳しい状況で真剣勝負をしている人が得るものというのは、医療がどうのこうのと言うよりも、人間が本質的に生きることで、何をしたいのか。どういうことを勉強したいのかということ。それを、その状況が教えてくれているのだなというのをすごく感じていて。

 結局は、病気とか厳しい状況というのは、自分が勉強させてくれている場を教えてくれているわけで。あまりこう手段としての医療というのは、どうのこうのというのは、次元が一つ低い状況かなと思いましたね。

 やはり僕たちは、最終的には今回、「 はなちゃんのみそ汁 」の映画の最後のクライマックスシーンで、主演の広瀬さんが最後に言う一言。それを追い求めるために、生きているのではないかなと。その一言を言われるために、生きているのではないかなと。あるいは、自分が親として、その一言を子どもに言うために、言うぐらいに成長するために生きているのではないかなということを、改めて勉強しました。

 その中で、医療というのは、結局は手段であって。二の次だから、どの医療を受けるかどうかという風なことというのは、そこに集中するのではなくて。病気やその状況が、自分に何を教えてくれているのかというのを、やはり真剣に考えることで。すごく1ランク上の、自分が生きている意味というのを、わかることに近づくのではないかなというのを、強烈に心を感動させて頂きながらわかる映画。ワンシーンだけだったのですけれども、そう思いました。

 なので、是非、皆さんも今年の年末か、あるいは来年の年明けに公開ということなので、おすすめです。今日は、「 はなちゃんのみそ汁 」という映画の、撮影現場を見て、感動をした経験でした。どうも、ありがとうございました 。

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