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多くの症状で苦しむ小児のご両親へ(アレルギー 頭痛 アトピー 喘息 小田急線 相模原 相模大野 町田 厚木 海老名)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の4月25日の土曜日です。土曜日は平日と違って、普段来られない患者さんが来院されます。ただでも、今日は、お父さんやお母さんに連れられて、小学校低学年の患者さんも何人かいらっしゃいました。

 都会で開業をさせて頂いていると、子どもさんの症状で苦しんでいる、子どもさんがちょっと目につきます。アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎。あるいは、偏頭痛。不眠症やめまいなどで悩んでいる子どもさん。意外に、都会では多いです。良くお父さんやお母さんは心配をして、例えば、アトピー性皮膚炎だったら、その病院に連れていって。そういう症状を治すために、ステロイドの薬を塗ろうとか、飲まそうかとか。

 あとは、食事を毎食、玄米食にしようかとか。片頭痛だったら、頭痛の薬は良いのがないのかどうか。色々な情報を調べて、色々と詳しいことを試行錯誤されるのですけれども。物事をそんなに難しく考えなくても、良いのではないかなと僕自身は思います。

 例えば、家の中でペットを飼っている方がいます。家の中で犬を飼っていらっしゃって。フローリングの上で犬を飼っていると、良く問題にされるのが、犬の股関節炎。あるいは、その小関節脱臼。股関節を痛めてしまうということが、良くあります。フローリングで滑りがきかなくて、足を痛めて股関節を痛めて、手術になってしまう例というのも、ちらほら良く聞くのですけれども。また、犬が小関節を痛めて、獣医さんに連れて行って、手術をして治ってきた。また、家で飼って、可愛いから買って。そして、また股関節炎になってしまうと。

 なぜなるのだろうかと。家でマットにしようかとか、色々とやるのですが。そもそも犬というのは、外の土の上とか、草の上で歩いたりと、生活をする動物なわけであって。そんなにツルツルとしたところで、生活をするというのは、犬の身体には合っていないわけなので。それを、身体が必死で言ってくれているので。可愛いからといって、家の中で飼うというのは、犬のためにとってどうなのかなというのを、その病気が教えてくれているという。普通のことであって、ちょっと考えれば普通にわかることです。そんなに難しい手術まで行かなくても、そういったことは防げるわけなのですけれども。

 子どもさんに関しても、やはり普段、都会に住んでいると、あまり土を踏むこともなかったり、空気が悪かったり、テレビゲームや携帯電話、パソコンばっかりをやっていたり。食事も、その保存料がいっぱいの食事を食べていたりするのを、毎日、毎日、コツコツと積み重ねていると、やはりこれは人間の身体が本来は、住むべき関わるべき環境ではない環境と、小さい頃からずっと関わってくるわけで。そうなると、やはり身体が異常反応を起こすというのは、そんなに難しいことではない。想像に難くないことではないかなと思います。

 それで、環境に合わないから、身体が環境に合わないんだと言って。色々と皮膚から、本当にがんばって子どもさんの身体が皮膚を通して、皆に訴えてくれていて。アトピー性皮膚炎を出してくれていたり。あるいは、頭痛だったり、不眠症だったり。色々な症状を出してくれている。

 それに対して、病院に行って良い薬ないかなと言って、そのアトピーを良くするようなステロイドを抑えるような、ステロイドを飲んだり。頭痛薬で痛み止めを飲んだりしているというのは、そもそも身体が必死で、きちんとどうやって子どもが成長するべきかと言ってくれているのを、うるさい、うるさいと消してしまうような行動ですから。どんどんと、その子どもさんの身体は、蝕んでいきます。

 そして、色々な症状がどんどんどんどんと出てきて。一つの症状に対しても、重症化していく。そして、お父さんやお母さんは、さらに悩む。いや、この薬はダメなのか。あの薬はダメなのかなとか。どうなのかなとかと言って、何か良い治療法はないかなという風に悩むのですけれども。

 そもそも子どもは、どういう風な環境で生活したいのかなとか。人間は、どういう環境で生活すべきなのだろうかということを、冷静に考えてみて、この子どもの身体は、お父さんやお母さんや周りの大人たちに、何を言いたいのかなということ考えれば、自ずと病院に連れていって、薬を飲ませるという行動だけではなくて、色々な行動が出てくるはずです。

 そんなに難しい話ではなくて、やはり子どもさんにとって、良い食べ物は何だろうかとか。子どもさんにとって、良い環境はなんだろうかということを、例えば、都会に住んでいるだけで、一世代上のお父さんお母さんが都会に住んでいた時期と違って、極端に今は、身体を取り巻く環境というのは変わってきていますから。

 そういった意味でも、お子さんにとっても、子どもさんの自律神経にとっても、負担はすごく大きくなっていますから。ある程度意識をして、子育ての時に、気をつけて行かなければいけない部分ではないかなと思います。

 なので、子どもさんが色々な症状で苦しんでいる時に、病院に来て薬を貰って。それで、様子を見るだけで満足しているようでは、駄目なのではないかなと。子どもさんの身体が、身体を通して何を訴えたいのかなというのを、お父さんやお母さんは的確に掴んで行けば、子どもさんはこの時代で、どんどんどんどんとパフォーマンスをあげていけるし。

 やはり、逆に対処療法ばっかりになってしまうと、どんどんと迷路にはまり込んで、色々な苦しい思いをしてしまって。みんなが、嫌な思いをしてしまうということになってきますので。ちょっと冷静に考えてみて、その身体を考えるということは、医者任せにするのではなくて。なぜご自分の子どもさんは、こういう症状が出るのかなというのを、普通な視点から考えてみるということを、今日は、お勧めさせて頂きます。

 今日は、その子どもさんが色々な症状をした時に、そもそも子どもさんというのは、どういう風な環境で過ごしたいのかなというのを、考えてみてはいかがですかというお話でした。今日は、以上です。

相武台脳神経外科
頭痛、めまい、耳鳴り、海老名、厚木、新百合ヶ丘

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