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食は3食必要なのか?(頭痛 めまい みみなり 生活習慣病 町田 新百合ヶ丘 厚木)

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 こんにちは。相武台脳神経外科の加藤貴弘です。今日は、平成27年の6月9日の火曜日です。当院で行っていることの多くは、実をいうと省略してしまえば、脳梗塞や心筋梗塞予防や癌予防になってきます。これは、どういうことをして進行を予防していくのかというと、単純に血管を守っていく。血管が細くなってしまうと、動脈硬化が進行していくという事です。

 考えられているのですけれども、実際の統計上もそうなっていることが分かっていますし、当院で多くの方が、頭の MRI をチェックさせて頂いていて、実際にそういった危険因子がみられている方であればある程、 MRI を施工させて頂いても、動脈硬化の変化が頭部の MRI の中で見られるという、創価関係は実感として僕自身も持っています。

 そうであるならば、やはり血管を守るために、血圧やコレステロールと尿酸、タバコ、ストレスというのを、ある程度、自分でコントロールをしていけば、コントロールすることが必要なのですが。そんなに食事を、ガバガバと脂っこいものばかり食べているわけではないのに、採血をすると、先生ご飯なんかあまり食事をそんなにいっぱい食べていないのに、なんでコレステロールが高いのですかねということを、疑問に持たれる方がいます。

 
 食事に関して、こんなにいっぱい食べているわけではないのにと思われる方がいるかもしれないのですが、視野をある程度、その人類が始まってから、今現代においても地球全体で見てみると、これは以前に、その登山家の小西浩文さんという方にお話を伺った時に、伺ったのですが、地球全体で見るともう一日三食きちんと食べている民族というのは少ないのではないかということをおっしゃっていました。

 また、日本だけで見ても、日本の歴史が始まって2000年以上あるかと思うのですけれども。その間、国民が全部1日3回きちんとお腹がいっぱいに食べられるという時代というのは、そうそうはなかったと思います。やはり飢餓とか、食事にありつけなくてお腹が空いている状態というのが、人間としての基本的なベースだったとは思うのですけれども。

 今の時代は、やはりきちきちと、基本的にはご飯が食べられて。満腹まで食べられるだけではなくて、食事と食事の間にお菓子を食べたり、何か間食をしたりしてしまいます。地球全体、あるいは大きな歴史的視野で見ると、1日3食を食べるというのは、少し多いのかもしれないですし。その人間の身体が、それを全て代謝できるほどの DNA を持ち合わせていないのかもしれません。それで、再現性大腸コレステロールが高くなり、コレステロールが高くなってくると、動脈が傷んでしまう。動脈硬化を引き起こすということになってきます。

 やはりその成長期ではなく、ある程度、40歳や50歳になってくると、1日三回食べる必要はもしかしたら無いのかもしれません。私自身は、基本的には朝は普通、何か好きなフルーツを食べて、午後は食パンを1枚で、夜にお腹いっぱいに食べるという様な生活をしていますけれども。

 大体、基本的には、食事は1日に一食という様なことを、メインになるのは一食というのを心がけてやっていて。それほど、まだ体重は減ってきてないですし。そんなに体調が悪くなってきていないので、これで良いのかなという感じがしています。

 1日3食をきっちりと食べている人も、実は食事の量が多いのではないのかなという提案があるのと、ある程度、少しそのまま日本社会で生きていく中で、少し嫌なこととかがある時には、何か食べ物を減らそうかなという風な方向性になってしまうと、ちょっと嫌なことがあったから、今日はしっかり食べよう。美味しいものを食べようかなということで、食事で紛らわせるようになると、ちょっと身体がだんだんだんだんと耐えられなくなってきますよということ。そういった危険性も、気をつけておいてください。

 

 今日は、1日3食食べるというのは、少し大きな視点から見ると、食べ過ぎなのではないかなという点と。あとは、ちょっとそのストレス解消目的で食事をするというのは、とても動脈硬化には危険ですよという話をさせていただきました。以上です。

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